見事すぎるトラの作品がX(Twitter)に投稿されました。造形の美しさを保ちつつ約20カ所が可動するというクオリティーの高さが反響を呼び、記事執筆時点で180万回以上表示され、約2万5000件のいいねを集めています。
レゴでトラ作りました。
今回はレゴの生物の可動における問題点である関節の露出と可動部に生じる隙間の撤廃、そして造形と可動域の両立を意識しました。約20ヶ所動きます。
リプに関節の動画あります#LEGO pic.twitter.com/v6H8rYa9iK
— DeRa (@deraLEGO) October 25, 2024
製作者「造形と可動域の両立を意識しました」
投稿者は、建物やメカ、生き物などのレゴ作品を手掛けているXユーザー・DeRa(@deraLEGO)さん。以前も、『ドラゴンボール』の神龍(シェンロン)をレゴで再現した作品が話題となりました(関連記事)。
今回、「レゴでトラ作りました」という報告とともに投稿したのは、約20カ所の可動部を持つ作品。前後の足が動くのはもちろん、胴体まで動くので、本物のトラのようなしなやかで力強いポーズを再現できます。
DeRaさんは、「今回はレゴの生物の可動における問題点である関節の露出と可動部に生じる隙間の撤廃、そして造形と可動域の両立を意識しました」と製作上留意した点を説明。確かに、ひと目で関節パーツと分かる構造は見られません。
関節部の可動については、実際に動かしてみせる動画も投稿。胴体については、屈曲させる部分の“表皮”が内部へ格納され、その逆に伸展する部分は格納されていた“表皮”が外側へ露出されるという仕組みによって、可動部に生じる隙間をなくしたと説明しています。
DeRaさんはこの作品を作った経緯や苦労した点などについて、ブログで詳しく解説しています。
主に首、胴、手足、尻尾などが可動。
胴は曲げた内側の表皮が内部へ納まり、外側の表面が露出するという表皮の中に表皮を格納するギミックを採用したことで、内部の関節を隠しつつ可動部に生じる隙間を無くすことが可能です。 pic.twitter.com/Me72JQHUXY
— DeRa (@deraLEGO) October 25, 2024
反響続々「本当に生きているかのよう」
躍動感あるすばらしいレゴ作品にリプライでは、「迫力と生き物の肉感を感じる……これが角ばった素材から出来てることに驚きしかないです」「可動域がとても広くポージングが映えますね!」「可動が凄すぎてレゴなのに本当に生きているかのように感じました!」「20万ぐらいでも全然買いたいです!」「これちゃんと生き物っぽく動くのがすげぇなぁ」「背景に竹藪が欲しくなるような躍動感……」という反応が寄せられています。
画像提供:DeRa(@deraLEGO)さん
レゴでトラ作りました。
今回はレゴの生物の可動における問題点である関節の露出と可動部に生じる隙間の撤廃、そして造形と可動域の両立を意識しました。約20ヶ所動きます。
リプに関節の動画あります#LEGO pic.twitter.com/v6H8rYa9iK
— DeRa (@deraLEGO) October 25, 2024
主に首、胴、手足、尻尾などが可動。
胴は曲げた内側の表皮が内部へ納まり、外側の表面が露出するという表皮の中に表皮を格納するギミックを採用したことで、内部の関節を隠しつつ可動部に生じる隙間を無くすことが可能です。 pic.twitter.com/Me72JQHUXY
— DeRa (@deraLEGO) October 25, 2024
DeRaさんのレゴ作品
レゴでドラゴンボールの神龍をつくりました。
4年前から構想していた曲線・ねじれ表現を、1年かけて全長3メートル、高さ90センチまで伸ばし、立体化しました。
鳥山先生に届け…!#LEGO #dragonball pic.twitter.com/hPcufXl0gm
— DeRa (@deraLEGO) June 6, 2024
#素立ちで全てを語れ#LEGO pic.twitter.com/wFoAJ4lNYq
— DeRa (@deraLEGO) September 26, 2024
半年ぶりにレゴアルフォンス出して遊んだ pic.twitter.com/KQNPWxDWsA
— DeRa (@deraLEGO) May 1, 2024
画像提供:DeRa(@deraLEGO)さん