「私の知っているレゴじゃない…」 レゴ職人が作ったトラ、約20カ所可動するクオリティーに「驚きしかない」と2.5万いいね

 見事すぎるトラの作品がX(Twitter)に投稿されました。造形の美しさを保ちつつ約20カ所が可動するというクオリティーの高さが反響を呼び、記事執筆時点で180万回以上表示され、約2万5000件のいいねを集めています。

今にも動き出しそう!

製作者「造形と可動域の両立を意識しました」

 投稿者は、建物やメカ、生き物などのレゴ作品を手掛けているXユーザー・DeRa(@deraLEGO)さん。以前も、『ドラゴンボール』の神龍(シェンロン)をレゴで再現した作品が話題となりました(関連記事)。

 今回、「レゴでトラ作りました」という報告とともに投稿したのは、約20カ所の可動部を持つ作品。前後の足が動くのはもちろん、胴体まで動くので、本物のトラのようなしなやかで力強いポーズを再現できます。

 DeRaさんは、「今回はレゴの生物の可動における問題点である関節の露出と可動部に生じる隙間の撤廃、そして造形と可動域の両立を意識しました」と製作上留意した点を説明。確かに、ひと目で関節パーツと分かる構造は見られません。

 関節部の可動については、実際に動かしてみせる動画も投稿。胴体については、屈曲させる部分の“表皮”が内部へ格納され、その逆に伸展する部分は格納されていた“表皮”が外側へ露出されるという仕組みによって、可動部に生じる隙間をなくしたと説明しています。

 DeRaさんはこの作品を作った経緯や苦労した点などについて、ブログで詳しく解説しています。

関節部の可動について動画で説明

反響続々「本当に生きているかのよう」

 躍動感あるすばらしいレゴ作品にリプライでは、「迫力と生き物の肉感を感じる……これが角ばった素材から出来てることに驚きしかないです」「可動域がとても広くポージングが映えますね!」「可動が凄すぎてレゴなのに本当に生きているかのように感じました!」「20万ぐらいでも全然買いたいです!」「これちゃんと生き物っぽく動くのがすげぇなぁ」「背景に竹藪が欲しくなるような躍動感……」という反応が寄せられています。

画像提供:DeRa(@deraLEGO)さん

今にも動き出しそう!
関節部の可動について動画で説明

DeRaさんのレゴ作品

画像提供:DeRa(@deraLEGO)さん