怒りや不安を上手くコントロールできれば、ストレスを最小限に抑えられ、より快適に過ごすことができるのはないでしょうか。

以前、お笑いタレント・やす子さんが普段から実践しているメンタルコントロールについて語ったことがありました。

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■怒りや不安の理由を紙に書く

今年10月に公開された、テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』の動画で、やす子さんはメンタルの維持の仕方について言及。

昔から怒ってもあまり表には出さないというやす子さんは、怒りすぎると泣いてしまうため、怒りを感じたら自分がなぜ怒っているのか紙に書くそう。そうすると「案外、大した理由で怒ってない」と分かるといいます。

やす子さんは「この業界って仕事がずっとあるわけじゃないんで、不安になるときあるじゃないですか。そういうときに(不安や怒りを)紙に起こすと、『意外と大したことで不安になってないな』とか思って。冷静にする作業が好きかもしれないです」「紙いいですね、すごく。なんでも紙に書いてやっちゃうかもしれないですね」と話しました。

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■約2割「怒りや不安を感じたときは紙に書き出す」

そこで、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女621名を対象に「感情のコントロール」に関する意識調査を行ったところ、全体で15.4%の人が、「怒りや不安を感じたときは紙に書き出すようにしている」と回答。

その回答の割合を男女別に見ると、男性が10.8%に対して女性が20.5%と、男性に比べて女性の該当率が約2倍高い結果となりました。

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■「マシになる」「スッキリする」の声

SNS上で実際に実践している人の投稿を見てみると「イライラすることを紙に書くとちょっとマシになる」「めちゃくちゃスッキリする」といった声が。

また、編集部が話を聞いた30代女性は「なぜか分からないけどなんかモヤモヤする…というときに紙に自分が感じていることを書き出すとスッキリするのでたまにやります。怒りを感じたときも有効というのは知らなかったので実践したいです」とコメントしました。

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■怒りを抑制すると科学的に証明

また、名古屋大学大学院情報学研究科の川合伸幸教授らのグループが行った研究では、怒りを感じた内容を紙に書いて捨てると、気持ちが鎮まることが発見されています。

ポイントは「怒りを感じた状況をなるべく客観的に紙に書く」「その紙を捨てるか、シュレッダーで裁断する」とのことで、この手順をふむとと怒りが消失したのだとか。

簡単にできる方法なので、やす子さんの「紙に書く」に加えて、紙を捨てるところまでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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■やす子の身バレ対策や最近悲しかったこと
(文/Sirabee 編集部・丸井 ねこ

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

調査期間:2024年11月6日~2024年11月11日
調査対象:全国10代~60代の男女621名