「非常に充実した毎日を送る事ができました」43歳MF山瀬功治の山口退団が決定「最後までプレーする機会を模索した上で、必要とされなくなったら身を引く」

 J2のレノファ山口FCは11月17日、MF山瀬功治との契約満了を発表した。
 
 札幌、浦和、横浜、川崎、京都、福岡、愛媛で活躍した山瀬は、2022年に山口に加入。今季はリーグ戦2試合に出場していた。
 
 通算ではJ1で288試合58得点、J2では358試合37得点を記録する43歳は、今回の契約満了にあたり、以下の通りコメントした。
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「3年間、応援して下さったサポーターの皆様ありがとうございます。皆様のおかげで、月日があっという間に感じてしまう程、この山口の地で非常に充実した毎日を送る事ができました。
 
 3年前、レノファが40歳の自分に選手としてプレーする機会を与えてくれたからこそ、昨年、Jリーグ連続ゴール記録トップタイの24年連続ゴールを達成する事ができました。残念ながら、記録更新となる25年連続ゴールは叶いませんでしたが、それでも皆様と共に積み上げた2年間のゴールがあったからこそ、辿り着いたこの記録は、僕にとって生涯忘れることの無い宝物です。
 
 チームから契約満了の意向を伝えられたのは、9月の上旬。そこから、2ヶ月程この先の進退を考えてきました。現役生活をどの様に締めくくるかは人それぞれの形があり、どれもが正解だと思いますが、これまで、少しでも長く選手を続ける事を望んできた自分にとっては、最後までプレーする機会を模索した上で、必要とされなくなったら身を引く、というのが一番自分らしい形なのではないかと感じています。
 
 不器用ながらも僕が生涯サッカーに携わる事は間違いありません。山口で皆様と繋がったご縁によって、またいつの日か再会する日が来ることを心より楽しみにしています。レノファ山口FCに関わる全ての皆様、3年間本当にありがとうございました」
 
 まだまだプレーへの意欲が衰えない山瀬の、今後の挑戦に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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