・2000円でフルメイクしてみた!
それでは、いよいよメイクの工程に入ろう。
起きて顔を洗っただけの、完全なるスッピンからスタート。がんばるぞ~っ!
①ベースメイク:薬用カバーリキッドを手の甲に出し、指先でのばして少量ずつ顔にのせ スポンジで均一に馴染ませる
目の下のクマや鼻周りの赤みには、さらに少量ずつうっすら重ねていく。意外にカバー力があるためコンシーラーは不要だ。
最近のファンデーションの流行りから考えると少し暗めのカラーだが、筆者の顔色にはコレぐらいが丁度いい。
②アイシャドウ:ビューティーベントーを筆にとって、まぶたに載せる
まずは薄めの色を広く載せたあと、濃いめの色を目のキワや涙袋の陰に入れる。ラメは目頭や黒目の上下にうっすらと。
ベージュ、ラメ、ブラウンの3色が1つになったタイプのアイシャドウで、お得感があった。
③マスカラ:ビューラーでまつ毛を上げたら、クイックラッシュカーラーを塗る
2023年限定カラーだそうで、色素薄めのグレージュっぽいカラー。
クイックラッシュカーラー自体は普段から使っていることもあり、かなりの信頼をおいている。1日中まつげのカールをキープしてにじまない優秀アイテムだ。
④アイブロウ:アイブロウワックスで眉毛を描く
ワックスと言うからにはペッタリしたテクスチャーを想像していたが、意外にもスムーズな描き心地。
……が、思っていたよりも明るい赤茶色だったため 自眉毛が浮いて目立ってしまった。
実はアエナでは、同じ商品でも色によって価格が異なる場合がある。
今回は人気商品である暗めブラウンが数十円高価だったため、妥協して選んだ色による失敗である……!
⑤チーク:ホイップチークを頬に載せようとしたところで、大きなトラブルが起きた。
このチーク、色味が薄すぎるせいで顔色に溶け込み まったく目立たない。それどころか塗るごとにベースのファンデーションが崩れる始末で、あまり実用的ではなかったのである。
仕方がないので、ティントリップを頬に載せることで代わりとした。
ペトペトするけど、まぁ仕方ない!
⑥リップ:最後はティントリップを唇に塗って、髪を整えれば……
完成です!
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・2000円でもフルメイクできる!
メイクのビフォー・アフターを並べるとこんな感じ。
最小限のコスメと手順ではあるが、価格を考えれば十分すぎるほどのクオリティに仕上がったのではないだろうか。
特にクイックラッシュカーラーとティントリップの2点は、期待していた以上の使いやすさ。
色よし・質よし・価格よしの3拍子がそろった神コスパアイテムであるように感じた。アエナの店内には、間違いなくお宝が眠っていました!
最後に、アエナを利用する上での注意点を3点ご紹介して 記事の締めとさせてもらおう。
・古い商品も混ざっている
店内に並ぶ商品の中には、2年ほど前に発売された限定コスメも混ざっているようだった。一般的にコスメの使用期限は3年ほど(未開封)と言われることもあり、開封後の使用期間には注意が必要な場合もありそうだ。
・奇抜なカラーも多い
安く売られているということは、定価では売れ残った商品ということ。今回は購入しなかったが、紫や水色といったちょっと奇抜で使いにくいコスメも多かった。
・テスターのないものが多い
色見本やテスターがないアイテムも多く、スマホ片手に検索しながら買い物をすることとなる。実際に肌に載せて検討したい方にはあまり向いていないかも……?
──少し厳しいことも書いたが、高品質な商品が安く手に入る可能性を秘めているのがアエナの面白さ。
商品の入れ替わりが激しく いつ行っても新しい発見があるため、近所に店舗がある方はぜひ宝探しをしてみてほしい!
参考リンク:AENA(アエナ)公式
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.