現地時間11月19日に北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第6節で、中国代表と戦う日本代表が17日、敵地廈門で練習をスタートさせた。
15日にジャカルタでインドネシア代表を4-0で下した森保ジャパンは、一夜明けてから飛行機に乗り込み、16日の午後に厦門入り。同日はチームトレーニングを実施しなかった。
中国での始動日となったこの日は、練習を開始した17時半の時点で25度。風も感じられたなか、古橋亨梧は高温多湿のインドネシアに比べ、「湿度も今日はないし、良い風が吹いている。もちろん暑いけど、感覚的には涼しい。明日、明後日の天気はどうなるか分からないけど、動きやすい」と口にした気候のなかで、約1時間汗を流した。
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当初は最初の15分のみ公開とされていたが、急遽その冒頭を非公開に。メディアが会場に入ってからは、鳥かごやクロスからのシュート、ハーフコートでのミニゲームを実施した。インドネシア戦の先発と後半の頭から出場した前田大然に関しては、ミニゲームの前に全体メニューから離れ、軽いランニングをして一足先に切り上げた。
また、練習の前には、地元の子どもたちと交流し、「頑張れニッポン!」とエールを受けた。印象的だったのが、写真撮影時の久保建英と古橋の行動だ。シャッターを切るタイミングで後ろを向いてしまっている子を見つけるや、すかさず「前向いて!!」とジェスチャー付きでヘルプ。さすがの対応力で、一生残る写真で1人だけ顔が見えない大ピンチから救った。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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