カリフラワースープ ~カリカリパンチェッタとクルトン添え~
次に出てきたのがスープ。ふわふわっと軽い口あたりのクリーミーなカリフラワーとブイヨンのスープに添えられているのは、カリカリに焼いたパンチェッタとクルトン。
まずはそのままひと口飲むと、ふわっとカリフラワーの風味と甘みが口いっぱいに広がります。別添えのパンチェッタは程よい塩加減で、カリフラワースープとも相性抜群。サクっとしたクルトンも食感に彩りを添えてくれます。
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ビーフ100%ハンバーグ ペリグーソース ~ごぼうのチップをのせて~
続いてはメイン料理。ガスト自慢の粗挽き肉を使用した肉汁があふれる肉々しいハンバーグに、黒トリュフをたっぷり使った進藤シェフオリジナルの特製ペリグーソースがかかった贅沢なハンバーグ。
ガストといったら老若男女に愛される“ハンバーグ”ということで、生まれたのが今回の至高のハンバーグ。
2種のひき肉を使用した肉汁溢れるハンバーグには、飴色に炒めたたまねぎ、マッシュルーム、赤ワイン、トマトペースト、ブイヨン、バターで煮込み、刻んだトリュフを加えたリッチな味わいのペリグーソースがたっぷり。ハンバーグとからめて楽しむだけでなく、マッシュポテトやパンにあわせて最後までソースを美味しく食べられるようにあえてソースは多めにかけているそう。
濃厚なトリュフの香りと赤ワインの深みを感じる、酸味・旨味・甘みが一体となった贅沢な味わいのソースです。これは確実にファミレスの枠を越えています……。
進藤シェフがフランス、ブルゴーニュの郷土料理にインスパイアされて考案したという“赤ワインに付け込んだ自家製の温泉卵”もこのメニューのポイントのひとつ。あまり日本ではみない珍しさがありますよね。
ほのかに赤ワインの香りと味わいを感じるプルプルな温泉卵とマッシュポテトをソースと一緒に食べると、とろけるようななめらかなくちあたりと濃厚でコクのある味わいに感動……。
いたるところまで計算しつくされていて、しっかりと味と食感のリズムを感じる至高のハンバーグでした。