伝説のUKロックバンドblur(ブラー)史上最大のライブへの軌跡を追ったドキュメンタリーフィルム『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』と、同バンド史上最高のライブでの奇跡を追ったコンサートフィルム『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム』の2作品が1月31日(金)より公開されることが決定。あわせて本予告と本ポスターが解禁された。
【写真を見る】blur史上最大のライブへの軌跡を追ったドキュメンタリーフィルム『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』のポスタービジュアル / [c] 2024 Copyright Up The Game Limited & blur [c] 2024 Copyright Up The Game Limited & blur
イギリスで最も大きく、最も愛されているバンドの1つであるblur。「Leisure」でデビュー、「Modern Life Is Rubbish」を経て、「Parklife」から「The Ballad of Darren」までアルバム7作品連続で全英1位を獲得し、「Country House」と「Beetlebum」のシングル2作品でも全英1位を獲得するなど、イギリスのポピュラー音楽のサウンドに革命を起こしてきた。また、Summer Sonic 2023のヘッドライナーを含めて、世界中の何万人もの熱心なファンの前でライブを行なうなど、国内外で大衆的な人気を誇っている。
blur史上最高のライブでの奇跡を追ったコンサートフィルム『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム』のポスタービジュアル / [c] 2024 Copyright Up The Game Limited & blur
2023年7月、8年ぶりのアルバム「The Ballad of Darren」で再始動を果たした、バンドの感動的な復活を描いたドキュメンタリーフィルム『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』は、バンド史上初となるロンドンのウェンブリー・スタジアムでのライブに先駆け、アルバムをレコーディングするために集まった4人の友人であり、30年来となる仲間のユニークな関係を追った映画である。数々の楽曲のパフォーマンスはもちろん、スタジオ内でのメンバーの姿、そしてツアー中の生活にフィーチャーするなど、オフショットやアーカイブの映像も満載で、30年以上にわたって英国文化の中心で影響力を持ち続けてきた彼らの貴重な1年間が映しだされている。
『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム』は、2023年7月、32年越しの集大成ライブとなったウェンブリー・スタジアムで行なわれた、バンドの歴史的な公演を描いたコンサートフィルム。本作は、15万人の観客を前に、シングル「Song 2」、「Girls & Boys」、「Coffee & TV」などの象徴的で多くの人に愛されている楽曲を披露した、2時間にわたる一世一代のパフォーマンスを追った映画となる。熱狂的なヴォーカルに飛び交うギター、際立ったベースライン、特徴的なドラムフィルに加え、情熱的なファンなど、40時間&20アングルの映像を編集し、優雅で落ち着いて流れるようなビジュアルで、彼らの特別な2日間が映しだされている。
解禁された本予告は、前半が『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』、後半が『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム』という形で、2作品で1本の予告編となっている。アーカイブのライブ映像から始まる前半のドキュメンタリーフィルムは、メンバーとの再会、アルバムのレコーディン グ風景など、オフショットのプライベート映像も満載で、過去の軋轢、そして仲間との絆が赤裸々に語られている。ウェンブリー・スタジアムのドローン映像から始まる後半のコンサートフィルムは、数々の名曲を披露するメンバーと、 熱狂と包まれる超満員のファンという、臨場感あふれるライブシーンが描かれている。
また、同時に解禁となった本ポスターは、「心にグッとくる、至高の104分」というキャッチコピーとともに、リラックスした姿で海辺に佇むデーモン・アルバーン(ヴォーカル)とアレックス・ジェームス(ベース)の2人を捉えた『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』(左)と、「胸がアツくなる、至福の128分」というキャッチコピーとともに、拡声器で歌うアルバーンとギターを投げたグレアム・コクソン(ギター)、そして会場を埋めるファンを捉えた『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム』(右)という、裏と表、静と動を感じさせる対照的なビジュアルとなっている。ぜひこの2作を映画館で体感していただきたい。
文/山崎伸子