2024年8月、愛知県名古屋市で世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット2024(コスサミ2024)」が開催され、コスプレイヤーの「桜庭仁(さくらば じん)」さんが、『ストリートファイター』の「リュウ」を披露しました。



『ストリートファイター』リュウに扮する「桜庭 仁」さん(X:@sakurabaphoto)/撮影:乃木章(X:@Osefly)

【画像】えっ、ジャンプ力すごっ! こちらがクオリティー高過ぎの『ストリートファイター』リュウのコスプレです(13)

熟練の技とはまさにこのこと

 2024年8月、愛知県名古屋市で世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット2024(通称、コスサミ)」が開催され、コスプレイヤーの「桜庭仁(さくらば じん)」さんが、『ストリートファイター』の「リュウ」を披露しました。昇竜拳や飛び蹴りなどのアクションポーズが躍動感バツグンです。彼にコスプレの注力したポイントや制作秘話を聞きました。

――コスプレを始めたきっかけを教えて下さい。

 mixiで「ツナギを着たいい男OFF」のコミュニティに参加したことがきっかけだったと思います。その後アニクラ(アニソンクラブイベント)とかのイベントにも、「ツナギを着たいい男」で参加して踊っていました。

 その後、リュウを始めたのは、福岡の門司港で開催されたイベントで、「リュウとケンでケンステージを再現しようぜ」と持ちかけられたことがきっかけでした。

 当時、ドンキホーテでカプコンライセンスのリュウのパーティ用コスプレ衣装を購入し、帯やグローブなどは変えつつも、以後今までずっとそれを使っています。

――ハイキックをはじめアクションはどうやって身に付けたのですか?

 高校生くらいの時に『破壊王ノリタカ!』というムエタイマンガを読んで、カッコ良いから見よう見まねでやってみたらできました。その後、社会人になってから少し空手と中国武術(長拳)を習いましたが、体の柔軟性がもともと高かったのが大きかったようです。

――『ストリートファイター』との出会いを教えて下さい。

 小中学生の頃に西友のゲームコーナーで、アーケード版の『ストリートファイターII』を見て、「何て面白そうなんだ!」と興奮したのがきっかけです。スーパーファミコンソフト版では、友達の家で対戦しまくりましたね。

――今回、リュウのコスプレを選んだのはなぜですか?

 毎度いつものメンバーと『ストリートファイター』併せをしているのですが、今回リュウとさくらで「コスサミ」のランウェイに出るためでした。

――「コスサミ」のランウェイはじめ、印象に残る思い出を教えて下さい。

 ランウェイで他の参加者と違う、飛び蹴りで登場する地毛のコスプレイヤーということで、だいぶ観客を沸かせられたのがとても印象的でした。あとはもう、名古屋はとにかく狂ったように暑い(笑)。