12/15【AEW】オカダがモルトス撃破で『AEWコンチネンタル・クラシック』優勝圏内を死守
『AEWコリジョン: ウィンター・イズ・カミング2024』が現地時間14日、ミズーリ州セントルイスで行われ、オカダ・カズチカが『AEWコンチネンタル・クラシック』ブルーリーグ公式戦でザ・ビースト・モルトスを破って2勝目。他力本番ながら優勝圏内に生き残った。
AEWコンチネンタル王者・オカダはシングルリーグ戦・コンチネンタル・クラシックでブルーリーグにエントリー中、3戦を消化して1勝1敗1分で勝ち点4。カイル・フレッチャーが無傷の3連勝で勝ち点9をマークしており、負ければ脱落が決まる状況でこの日、モルトスとの4戦目に臨んだ。
オカダはショルダータックルでなぎ倒されて先制を許し、ジャンピングハイキック、高速パワースラムの波状攻撃を浴びた。場外戦で逆転を狙ってもキリモミ式トペを被弾。鉄階段に投げつけられてしまう。続くモルトスのキャノンボールは回避。鉄階段に激突させると、DDTで床に突き刺した。
粘るモルトスもリバーススリングブレイドでオカダを顔面から叩きつけ、風車式バックブリーカーを連発。アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、そのままホイップしてのバックブリーカーでもん絶させる。オカダもコーナーダイブを回避し、フラップジャックで逆襲。マネーインクで絞め上げたが、耐えたモルトスが頭突きをアゴにぶち込んでダブルダウンとなった。
ここからオカダの攻勢が始まる。リバースネックブリーカーを決め、ダイビングエルボードロップを投下。レインメーカーが空を切ってショートレンジラリアットを食らうと、バックフリップで叩きつけられたが、オカダは2カウントでキックアウト。カウンターのドロップキックを突き刺して雄たけびを上げると、ローリングラリアット、レインメーカーとたたみかけて3カウントを奪った。
オカダがモルトスに手を焼きながらも快勝。2勝目を挙げ、勝ち点を7に伸ばした。これで公式戦はシェルトン・ベンジャミン戦を残すのみ。この日、同じブルーリーグでフレッチャーがマーク・ブリスコに敗れて初黒星。勝ち点9止まりとなったため、オカダは他力本願ながら優勝圏内に生き残った。オカダはベンジャミンを撃破すれば勝ち点10で公式戦全日程を終了。フレッチャーが同じく最終公式戦でダニエル・ガルシアに敗れれば望みを残すことができる。