SNSやインターネットの普及により、誰もが気軽に発言し意見を述べることができる便利な時代となりました。ですが便利な反面、発言が瞬く間に広まり、予期しない形で人々の批判や反感を招くこともあります。ただ、同じような言動でも炎上する人としない人がいるのも事実。その違いはなんなのでしょうか。

そこでSirabee取材班は、炎上する人としない人の違いについて聞いてみました。

■冗談と不謹慎の区別がついてるか

「SNSで発言するとき、冗談と不謹慎の区別がついていないと危ない。大抵、炎上する人たちって笑っちゃいけないところで笑ったり、笑いのネタにしちゃったりと不謹慎なんだよね。

本人たちは軽い気持ちで言ったつもり、冗談のつもりだったのかもしれないけど、見てる側からしたら結構『え…?』ってビックリすることだったりする。あと火消しまで遅い」(30代・女性)

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■謙虚さがなくなるほど炎上する

「動画とか見てて『あ、やっぱ炎上したな』って思う人って謙虚さが足りない。

フォロワーが増えて人気になるに比例して、なぜか強気になる人とか、肩書きがあるからと発言が強くなる人もいるけど、謙虚さがなくなると大抵アンチが増えて、炎上の導火線も短くなるから、少しのことでも炎上しやすくなる」(20代・女性)

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■正義感を押し出しすぎて挑発する

「正義感があることはいいのよ。ただ、正義感をむき出しにしすぎて挑発的に煽ったり、間違っている人間を村八分にしたりするような、やりすぎの言動は正直よくないと思う。

見ていても『あれ? 結局どっちが悪いんだっけ?』ってなるほど烈火のごとく感情をぶつけて、コテンパンにやっつけるのはちょっとね…」(30代・女性)

炎上する人としない人の違いは、単なる運命のいたずらではなく、日々の態度や考え方に基づいています。言葉には大きな力があり、それがどのように使われるかによって、社会の中での評価や信頼が大きく左右されるのです。

炎上のリスクを最小限に抑えるためにも、自らの言動に注意を払い、社会的背景や他者への立場に配慮する姿勢を持つことが求められます。また、批判を受けた際は真摯に反省し、適切な対応を取ることが最終的に炎上の火消しに繋がるでしょう。

(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳