いすゞ自動車工場でも263人発症 『ノロウイルス集団食中毒』 「ノロウイルス感染者」が調理し感染拡大…

神奈川・藤沢市は19日、いすゞ自動車の従業員263人が、食中毒症状を訴えたと発表。

社員食堂の利用者

市の生活衛生課によると、今月11日の昼、社員食堂を利用した従業員の男女263人が、おう吐、下痢、発熱、腹痛などを発症した。


(画像:イメージ)

保健所が検査した結果、調理従事者と発症者の便からノロウイルスを検出。

ノロウイルスによる集団食中毒と断定した。

なお、同じ日の昼、計2,369人の従業員が食堂を利用しており、今後も感染者が増える可能性がある。

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感染したまま調理

また、社員食堂を運営する「エムサービス」(東京都)の従業員が、ノロウイルスに感染したまま調理。


(画像:ノロウイルス 提供:東京都健康安全研究センター)

そのため、感染が広がったと保健所はみている。

保健所は、社員食堂を無期限の営業禁止処分とした。