数々の青春映画を手掛ける松居大悟監督と“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田誠が初タッグを組む、タイムリープ×青春ミステリ 映画『リライト』。この度、本作の公開日が決定し、あわせて本予告映像と本ビジュアルが公開された。

原作は「これを映画にしたい。やるなら松居大悟監督と！」と上田が熱望したという、法条遥の「リライト」(ハヤカワ文庫)。高校時代とその10年後の美雪を鮮やかに演じ分けるのは、池田エライザ。そして300年後からタイムリープしてきた未来人・保彦を演じるのは、本作で映画初出演を果たす、阿達慶。そしてこの度、美雪の同級生・友恵役で橋本愛が出演することも発表された。

高校3年の夏、転校生の保彦(阿達慶)がやってきた。彼はある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。保彦と秘密を共有する美雪(池田エライザ)。やがて2人は恋に落ちる。そして、7月21日、運命が大きく動く。保彦からもらった薬で、美雪は10年後にタイムリープ。未来の美雪は1冊の本を見せ「あなたが書く小説。絶対書ける。」と告げる。それは保彦が未来で出会う小説だった。タイムリープから戻った美雪は、未来へ帰っていく彼を見送り「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わすが‥‥。

公開された映像は、新進気鋭のラッパー、Rin音が本作のために書き下ろした主題歌「scenario」が流れる中、小説家・美雪の姿が映し出され始まる。高校時代に未来人・保彦と出会い、彼とのひと夏の物語を書き上げ、彼との出来事は“自分だけのもの”だったと信じる美雪。しかし時間は巻き戻り、あの夏。同級生たちの前に次々とタイムリープを繰り返す保彦。そして「残念だけど、保彦はあなただけのものじゃない」衝撃の事実が明かされる。

【コメント】

▼橋本愛
松居さんと久しぶりにご一緒できると聞いたときは、心躍りました。毒気に満ち溢れた物語が、松居さんの優しさでなんとも爽やかで柔和な読後感に変貌したように思います。私が演じた友恵の膨れ上がった執念が、みんなの人生に蔓のように絡んでいくのが、苦しくも楽しかったです。普遍的な学園青春ものかと思いきや。みんなの人生をかけた裏切りを、ぜひ楽しんでくださいませ。

▼Rin音
まず素敵な作品に主題歌として関われたことがこの上なく嬉しかったです。作中の尾道の風景はとても美しく、どこか学生時代に見た景色とも重なるようでした。特に作詞に関しては、自分を『リライト』の世界観にそのまま投影して書き進めていきました。「小説のページを捲るように」「1行1行文字を追っていくように」を意識して曲を作り上げているので、是非とも劇場で映画とともに主題歌も聴いていただきたいです。

映画『リライト』は、2025年6月13日(金)より公開。

作品情報

映画『リライト』

高校3年の夏、転校生の保彦がやってきた。彼はある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。秘密を分け合った美雪は、彼と時間を重ねていくうちに恋に落ちた。7月21日、運命が大きく動く。未来人の彼からもらった薬を使って、10年後の自分に会うためタイムリープする美雪。未来の美雪は1冊の本を見せ「あなたが書く小説。‥‥絶対書ける。私に書けたんだから」と言葉をかける。それは、未来で彼が出会う小説だという。タイムリープから戻った美雪は、未来へと帰っていく彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし‥‥。10年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけたあの物語を手に帰省する。10年前からやってくる自分に見せるために。しかし、運命の日、いくら待っても高校生の美雪は来なかった。謎を探る中で同窓会に参加するが、やがて同級生から驚愕の真実を告げられる。

監督：松居大悟

脚本：上田誠 (ヨーロッパ企画)

原作：法条遥 「リライト」(ハヤカワ文庫)

出演：池田エライザ、阿達慶 、久保田紗友、倉悠貴、山谷花純、大関れいか、森田 想、福永朱梨、若林元太、池田永吉、晃平、八条院蔵人、篠原 篤、前田旺志郎、長田庄平(チョコレートプラネット)、マキタスポーツ、町田マリー、津田寛治、尾美としのり、石田ひかり、橋本愛 ほか
　　　
配給：バンダイナムコフィルムワークス　　

©2025『リライト』製作委員会

2025年6月13日(金)　公開

公式サイト　rewrite-movie