まっ、頑張るか!からの最高の出会い

家での療養が始まると、免疫抑制剤やステロイド服薬のため、感染症にかかりやすくなりました。外出もしばらくは避けるようにと主治医から言われ、呆然……。しかし、悩んでいても仕方がない、現実を受け止めるしかないと思い始めたら、少し楽しくもなってきました。「まっ、頑張るか」という気持ちで前向きにやっていこうと思ったのです。すると、したいことがいろいろと生まれてきました。

例えば、もともと保護犬や馬に関心があったので、犬の保護活動団体や、引退馬の余生を大切にしている協会などを調べ、体調が落ち着いたら触れ合いに行ってみようと思うようになりました。

そして自宅療養から1年過ぎたころ、体調も落ち着いてきたので実際に行ってみました。そのとき出会ったのが、多頭飼育崩壊からレスキューされた少し大きめのチワワ2匹です。最初はとてもおびえていたのですが、触れ合っていくうちに懐いてくれるようになりました。そして私のなかで「この子たちと一緒にいたい」という気持ちが強くなり、ついに家に迎え入れることに。犬たちは私の心の支えとなり、ひきこもりがちな日々から楽しい日々に変えてくれました。最高の出会いでした。

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まとめ

健康が当たり前と思っていました。でも、病気を経験したことで、更年期と思い込んでいないで病院に行って検査をおこなうことの大切さを知り、以前なら考えもしなかったことを考えられるようになりました。元気でいられることに感謝しながら、諦めず、日々を楽しみながら前向きにチャレンジしていきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
【駒形先生からのアドバイス】
更年期はあくまで症状一つひとつを精査して、何もなかったときにはじめて更年期障害という診断になります。更年期の症状と決めつけずに一つひとつを除外していくようにしないと大きな病気を見逃してしまうため注意が必要です。