3.免疫力をアップさせる7つの方法
3-1.バランスの良い食事
出来るだけバランスの良い食事を摂ることを心がけましょう。
主食、主菜、副菜を揃えることがポイントです。
主食は、ご飯やパン、麺類などを指し、体のエネルギー源になるもののことです。
主菜は、肉や魚、卵などの動物性タンパクや、大豆製品などの植物性タンパクを指し、筋肉や血液の材料になります。
副菜は、野菜や海藻、きのこ類など、ビタミンやミネラル、食物繊維が含まれるもののことです。胃や腸の調子を整えてくれるなど様々な効果があります。
3-2.腸内環境を整える
免疫細胞の6~7割は腸にあると言われています。
そのため、腸内環境を整え、善玉菌を増やすことが大切です。
納豆やみそ、ヨーグルトなどの発酵食品には、納豆菌や乳酸菌などの善玉菌が多く含まれています。
積極的に発酵食品を食べるようにしましょう。
3-3.食べ過ぎない
バランスの良い食事や発酵食品を食べることは大切ですが、食べすぎはよくありません。
逆に、免疫力を低下させる可能性もあります。
なぜなら、胃腸の消化に負荷がかかると、腸の働きが鈍くなり、腸内環境が悪化してしまうからです。
食べ過ぎないように腹八分目を意識しましょう。
3-4.適度な運動
適度な運動を心がけましょう。
運動をすることで、血流が促進し、免疫力を高められます。
また、運動は認知機能の向上や生活習慣病の予防につながるため、介護予防にうってつけです。
可能な範囲で運動を行いましょう。
3-5.体温を維持する
体温が1度下がってしまうと免疫力が30%落ちると言われています。
日ごろから、湯船に浸かる、温かい食事をとるなど、体温を下げない工夫が必要です。
また、毎日体温を測り、健康チェックも行いましょう。
3-6.ストレスをかけない
ストレスがかかっている状態では、眠れなくなったり、食欲不足または暴飲暴食など生活習慣に乱れを招きます。
結果的に免疫力の低下や他の生活習慣病の原因を促進してしまいます。
ストレスを定期的に発散できる習慣を作りましょう。
3-7.十分な睡眠をとる
人間は、睡眠を取ることで疲労回復を行っています。
睡眠不足が続くと身体は正常な機能を保つことができなくなり、さまざまな不調を招きます。
また、睡眠不足はストレスや食欲不振、運動不足などにつながってしまいます。
7〜8時間の睡眠をとることを目標に十分な睡眠を取りましょう。
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4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
高齢になると免疫力は低下し、60代の免疫力は20代の半分とも言われています。
そのため、高齢者は意識的に免疫力をアップさせる必要があります。
免疫力を高めるため、以下の7点を意識しましょう。
・バランスの良い食事
・腸内環境を整える
・食べ過ぎない
・適度な運動
・体温を維持する
・ストレスをかけない
・十分な睡眠をとる