2週間でやっと完治
発症当初はある一部分が赤く染まっていたのですが、翌日には出血部分が広がり始め、日に日に範囲が広がって3日後には右目の外側半分が真っ赤になりました。
回復の兆しが見え出したのは1週間後。右目の外側半分の出血部分が内側に広がり出したと同時に、色の濃さが少し薄くなり始めました。それからは日がたつにつれて徐々に血の色が薄く変化し、最終的にはちょうど黒目の周りに赤く輪が残る状態になり、そのうち消えてなくなりました。
出血がかなり多かったせいか、結局完全に元の白目に戻るまで2週間かかってしまいましたが、その後は繰り返していません。一つ気を付けたことは、当たり前かもしれませんが目を休めることです。仕事は減らし、スマホもなるべく使わず、睡眠時間を増やしました。
また、重大な疾患ではない割にギョッとするほど目が真っ赤で目立ってしまうので、外出時は以前作った茶色いレンズの度付き眼鏡をかけて気付かれないようにしていました。
(広告の後にも続きます)
まとめ
自分の周りで結膜下出血を起こした人がいなかったこともあり、白目に真っ赤な鮮血が突然現れたときはとても驚きましたが、眼科で見た目ほど深刻な症状ではないと聞き、完治まで落ち着いて過ごすことができました。
50代に入り、立て続けに更年期の症状や手首の骨折というけがにも見舞われ、気分が落ち込むこともあります。でも、ただ悲観的になるのではなく、これも健康で長生きするための「教え」と捉え、毎日の生活を改善する機会だと思っています。
また、結膜下出血は加齢による血管の老化も一因であり、ストレスや睡眠不足、そして疲れも症状を引き起こす原因になり得るそうなので、今後はより一層、心と体の健康維持に努めていくつもりです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
イラスト/サトウユカ
著者/よーさ(52歳)
英語なんでも屋・ライター。長い海外生活で気付いたらストレートの髪が天パに。現在は夫と思春期の息子と南国に暮らす。40歳で老眼、50歳で白髪が増えホットフラッシュに苦しむ。仕事で不規則な生活なため運動不足解消に時々走ったり泳いだりする。甘い物が大好きで困っている。