Q3 定期預金よりかなりお得ですね。加入しなきゃ損ですよね?

A3 ただ、留意点もあります。老後のための積立なので、引き出さないのが前提です。途中で解約すると元本割れするので、教育費や車の購入費用などで資金不足にならぬよう無理のない金額で契約しましょう。

ほかには、将来の金利上昇の可能性も考えておきたいところです。現役世代では一般に20年、30年など長期で契約しますが、先々金利が上がっても、最初に契約した低い金利(予定利率)のままずっと固定されます。また、一般に金利が上がるときは物価も上がるため、そうなるとお金の価値が目減りすることにも繋がります(インフレーションといいます)。

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Q4 利率は契約時で固定なのですね!それならやめたほうがいいのかな…


快適に過ごすシニアカップル

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A4 迷わせてしまってますが、個人年金保険は、半強制的に預金以外のポケットにお金を分けて積み立てるので、貯金が苦手な人でも貯まりやすいという特性もあります。将来の金利上昇やインフレが心配なら、定期的に金利が見直される「積立利率変動タイプ」や、日本より高い金利を求めて「外貨建てタイプ」の個人年金に加入するもの選択肢です。また、ほかに投資信託などで資産運用を始めるなど個人年金保険以外で対策をするのも一案です。

注意点としては、昨年の日銀によるマイナス金利の影響で、個人年金保険を取り扱っている保険会社は減少傾向だということ。今後どうなるか分かりませんが、加入するなら早めに検討した方がいいかもしれません。気になる人は、銀行や保険ショップなどに問い合わせてみましょう。

相談者の感想

個人年金保険の一番の魅力は、節税メリットなんですね。私の場合、貯金をつい当てにしてしまうから、老後のお金を別ポケットにするのは良い考えだわ。「外貨建てタイプ」も興味があります!