胃酸を抑える薬で症状は快方へ
まず、現在出ている症状を抑えるため、胃酸を抑える薬を処方されました。私の場合はグレードAという軽症の部類のため、薬は飲み続けても、症状が治まったらいったんやめてもどちらでも良いということでした。次に、パンフレットを渡され、今後の生活について気を付ける点について指導を受けました。
加齢による筋肉のたるみは治すことができないので、症状が出ないように、生活を見直すことが大切と言われました。症状を放置したまま、生活もそのままでいた場合、食道が狭くなったり、出血したりして重症化することもあるそうです。
特に、医師からは「飲み過ぎ、食べ過ぎはもちろんだけれど、食べた後すぐ横になる、これが一番ダメね」と念押しされました。「食べてすぐ横になることはあまりなかったと思うのですが」と小声で否定してみましたが、今後は意識しなくてはいけないなと思いました。
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まとめ
その後、胃酸を抑える薬を飲み続けて1カ月、すっかり症状は回復しました。私の場合、症状が治まったところで薬の服用はいったんやめることにしましたが、それ以来、腹八分目、ファストフードは控えめに、横にならないなど、自分の中でもいろいろ意識して生活するようになりました。
振り返ってみれば、夏の終わりで胃腸が疲れていて、症状が強く出たのかなとも思います。ただ、その結果、病院を受診し、自分が逆流性食道炎ということもわかりましたし、食生活に気を付けなくてはいけないと思うきっかけにもなったので、よかったと今では思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
イラスト/マメ美
著者/はるひび(46歳)
小学生の娘を持つ母。在宅ワークのため、運動不足になりがち。最近、骨伝導イヤホンを購入。早起きして、好きな音楽やラジオを聴きながら近所の公園を散歩している。