新婚当初は楽しくて熱々のカップルだった私たち夫婦。しかし、初めての出産を機に私の性欲は減退し、毎日求めてくる夫に疲弊する状況でした。2人、3人と子どもが増えるにしたがって悪化していく夫婦関係。そんな私たち夫婦の夜の生活トラブルは、夫のある行動で急展開した体験を紹介します。

出産後の妻の生活は激変するが夫は…





夫と知り合って約1カ月でプロポーズされました。当初結婚するとは頭にもなかった私ですが、夫の強引さに負けて結婚しました。それでも、結婚当初は熱々カップルで、毎日が楽しくてしょうがなかった記憶があります。しかし、最初の子どもを出産後、育児に明け暮れる毎日に夫婦生活なんてどうでもよくなってしまいました。

一方、夫のほうはいつもの日常と変わらず、毎日求めてくるのです。近所のママ友ともその話になって、「おたく、あっちのほうはうまくいってるの?」と聞くと、やはり悩んでいるようでした。

あんなにやさしい方でも夫婦生活においてはどこも同じなのかな? と感じた記憶があります。子どもが生まれると、女性の日常は激変してしまうのですが、家事育児一切関係のない夫は、今までと何ら変わりない生活。そんなところからも夫婦のギャップがあるのだな、と思っていました。

しかし、2人目、3人目と子どもが産まれ、もはや夫婦生活なんてわずらわしいし触られるのも嫌! と感じ始めたのです。

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私の言葉を素直に受け止めた夫の奇行

それ以降、3回に2回は拒否するようになった私に夫は「俺が稼いでいるから食っていられるんだろ! 夜ぐらいちゃんと務めを果たせ!!」と切れまくり。私は「そんなこと言うのなら、外で満たしてきなさいよ!」と対抗。 

そんな喧嘩の後、夫の機嫌が良くなっています。ある日「紹介したい人がいるから一緒に来て」と言うのです。おかしいと思いながらもついていくと、そこは小さなスナック。中にはスナックを経営しているママらしき人が笑顔で迎え入れます。 

「この人、こんな場所でいったい誰に会わせたいんだろう」と思ったのですが、夫から出た言葉はまさかの「この人に満たしてもらってるよ」でした……。その顔は、自分が言われたことをちゃんとやったよという誇らしげな顔でした。開いた口がふさがらないとは、まさにこのことです。

相手の女性もあぜんとしている様子。怒る気にもなれず、夫を引っ張って店を後にしました。夫はもともと、人とのコミュニケーションを取るのが苦手で、相手の気持ちをくみ取ることができない性格。そのため、私が発した言葉をそのまま受け取ってしまったようです。

 まさか、こんな結果になるとは思いもしませんでした……。