暖房代をさらに節約する方法


冬の窓の結露
【画像出典元】「Paul Maguire- stock.adobe.com」

部屋の防寒対策や、暮らし方の見直しによって、暖房器具の稼働率を減らし、電気代を節約できます。

具体的には、以下のようなアクションを行うことで更なる節約につなげられます。

・窓に断熱シート、隙間ガードシール、厚手のカーテンなどを設置する
・厚着をする、防寒対策の施された衣服を着る
・身体の温まる食品や飲み物を摂取する
・家族と同じ部屋で暖房器具を使うなどして「ウォームシェア」を心がける
・部屋を加湿する(湿度が高いと体感気温が上がるため)
など

まずは目を向けたいのは「窓」です。「一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会」によれば、冬の暖房時における窓からの熱の流出は58%というデータが出されています。熱が逃げやすい窓に防寒対策を施すことで、部屋の暖かさを持続しやすくなるため、暖房器具の稼働を抑えられ、結果的に節電につながります。

以上、灯油ストーブとエアコンの暖房費について比較しました。

単純にランニングコストだけをみれば、エアコンの方が灯油ストーブよりも安上がりになる場合が多いです。ただしエアコンは万能というわけではなく、使う場面や使う場所によっては、灯油ストーブの方が重宝されることもあります。それぞれに向き不向きがありますので、状況によって使い分けたり、併用する意識を持って、冬の暖房費節約に繋げていきましょう。