40代前半の私。つい先日、38度の高熱で1日ダウンするということがありました。翌日熱はすっかり下がったのですが、その日の夜中に突如腰から背中にかけて針を刺すような激痛が。痛みに耐えられず、救急車で運ばれるも原因不明。朝まで痛みに耐え、内科と整形外科を受診し、原因が判明するまでに実に12時間かかりました。そんな悪夢の1日を紹介します。

尿管結石の疑いで内科を受診

















腰から背中にかけて激しい痛みを感じて救急車で運ばれたのですが、専門の医師が不在とのことで検査などはできず、強い痛み止めの薬を処方してもらい終了しました。風邪をひいた後で、汗をたくさんかいて水分が不足しただろうから尿管結石(にょうかんけっせき:腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる疾患)かもと医師に言われました。

40代の男性が多いイメージの尿管結石ですが、40代から50代の女性が救急で運ばれてくることもあるそうです。水分をたくさん取りながら痛み止めでなんとか激痛の波に耐えながら朝を迎え、開院と同時に内科を受診。X線撮影をして診断を待ちました。

診断結果は、尿管結石ではないという診断。最初の痛みが背中から腰だったのですが、腰から左膝のほうへ移行したことを伝えたら、整形外科を受診するように言われたので、内科を後にしてそのまま整形外科へ行きました。

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どんどん腰から膝に痛みが移行

膝に少し力を入れるだけで叫びたくなるほどの痛みを感じました。壁や建物につかまりながらやっとのことで整形外科に到着。整形外科に着いたころには、歩くことができないくらい痛みが増していました。受付でしゃがみこみ、そこから立てなくなってしまいました。私の状況を緊急だと受付の方が判断して、すぐに診察室へ案内され医師に診てもらえました。

診察室では、横になって腰から膝をたたいたりさすったり。そして再びX線撮影。診断は「ヘルニアかな?」という医師の言葉。症状はヘルニアのようだけれど、はっきりX線検査ではヘルニアと診断しづらく、MRIを撮らないとわからないとのこと。ただ、ここにはMRIがないとのことでMRIのある病院へ行くことになりました。