人への対応に柔軟性をもちたい!



新しく入社した年下社員に対して、頼まれもしないのに、アドバイスやフォローを何度もしていました。一生懸命私なりに年下の人をフォローしようと思って行動していましたが、なぜか空振りしたり迷惑がられてしまったり。相手のためになりそうなことをしているのになぜ……と寂しく思ったものです。

プライベートで若い人と関わるようになってから、ちょっと面倒な人に思われていないかなと心配になり、これを機に変わろうと決意しました。私からのお節介メールへの返事は相変わらずないですが、年下社員は私の仕事が困ったときに助けてくれたり応援してくれたりします。私のことは嫌いではなく、私の世話焼きが嫌ということだと思うので、世話焼きな部分を直さなければいけないと思いました。

年上だから経験も知識もあるという考えでお節介をしてきたので、仕事でもプライベートでも私が気付かなかっただけで、嫌な思いをしていた人がいたかもしれません。お節介メールに対して年下社員から返事が来なくて、とてもイライラし、追いメールを送ってしまうという行動を取ったこともありました。

いわゆる「老害」という言葉が当てはまる状態です。まさか私がアラフォーで老害のような考えをするとは思ってもおらず、今思い返すと恥ずかしいばかりです。

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まとめ

どうしても周りの人に対して年が上であることで、何かしなくてはいけないという考えから、ついアドバイスをしたり世話を必要以上にしてしまうこともありました。人によってはありがたい場合もありますが、すべての人がそうとも限りません。また、アドバイスのやり方によっては相手の考えを否定することになることもあります。

そうならないように、まずは年齢に関係なく1人の人として接してみようと気を付けています。自分が正しいという考えを捨て、客観的に自分を見つめ直せるようになったことで、今後の人生に少し光が見えてきたように感じています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/Y.N.(44歳)
大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。