ストックルームの事例5選 | メリット・デメリットや注意点も解説

ストックルームのおすすめの配置3つ

ストックルームのおすすめの配置を3つご紹介します。

 

① エントランスクローク

まず、エントランスクロークへの配置がおすすめです。ストックルームを出入り口に近いエントランスクロークに配置することで、ものの出し入れが容易におこなえます。万が一災害時に家が倒壊した場合でも、取り出しやすい配置といえるでしょう。

出し入れのしやすさが、エントランスクロークへの配置のポイントです。

 

② キッチン付近

ストックルームは、キッチン付近に配置することもおすすめです。キッチン付近に配置することで、食材や日用品など日々消費するものについて、管理がしやすくなります。その結果、ストックするものの買い漏れや二重買いを防げるでしょう。

また、キッチンと玄関の動線をよくすることで、物の出し入れをラクにおこなえるため、さらに使いやすいストックルームにすることが可能です。

ストックを管理しやすいストックルームにするには、キッチン付近への配置がポイントといえるでしょう。

 

③ 勝手口付近

勝手口付近にストックルームを配置するのもおすすめです。エントランスクロークに配置することで、ものの出し入れがしやすいと解説しましたが、玄関付近には物を置きたくない方もいらっしゃるでしょう。勝手口であれば玄関ほど目立たないうえ、出し入れは容易におこなえます。

勝手口付近への配置は、収納物をあまり目立たせないことと、出し入れのしやすさを兼ね備えた選択肢です。

 

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ストックルームを検討するときの注意点5つ

ストックルームを検討するときの注意点を5つ解説します。

 

① 広さに過不足がないか

ストックルームは、広さに過不足がないよう設けましょう。広過ぎるとスペースが無駄になり、狭過ぎると十分なストックができません。

あらゆるものを収納できるストックルームだからこそ、何を収納するのか、あらかじめ決めておくとよいでしょう。

 

② 出入り口の大きさは十分か

ストックルームは、出入り口の大きさにも気を配りましょう。ストックルーム内に大きな家電や家具を収納したいとき、出入り口の大きさによっては収納できないことがあります。

将来的に収納するものについて想定しながら、出入り口の大きさを決めるとよいでしょう。

 

③ 動線を意識した配置か

ストックルームを配置するときには、動線を意識しましょう。ストックルームの便利な配置は、収納するものによって大きく変わるからです。具体的には、食材が多ければキッチン付近、重量のあるものが多ければ玄関付近がおすすめです。

ストックルームは収納するものによって、もっとも便利な配置を検討しましょう。

 

④ ストックルーム内部の動線は十分か

ストックルーム内部の動線確保も重要です。内部いっぱいにストックを収納してしまうと、出し入れが難しくなります。また、ストックの使用期限や消費期限の把握も困難です。

室内の動線を確保して、使いやすいストックルームにしましょう。

 

⑤ 棚やコンセントの配置は適切か

ストックルーム内に棚やコンセントを設ける際は、適切な配置を心がけましょう。

便利に使うための棚やコンセントでも、配置が悪いと使いづらくなるためです。

何をどう収納するのか想定し、棚やコンセントを配置しましょう。

 

まとめ:ストックルームを設けて安心で暮らしやすい間取りを実現しよう

この記事では、ストックルームの実例やメリット・デメリット、おすすめの配置や注意点について解説しました。

ストックルームを設けると、生活スペースを広く使えることや、災害時の非常食をストックできるなどのメリットが得られます。

一方で、適切な広さや配置に失敗すると、生活スペースを圧迫したり、十分な収納ができなかったり、というデメリットにつながりかねません。

記事の中でご紹介した実例や配置、注意点を参考にしていただき、便利なストックルームのある、暮らしやすい間取りを検討するとよいでしょう。