まとめ

老後に2000万円が不足するというニュースは、非常にインパクトがあるものでした。2019年に報告が公表された後、老後資金を準備するのに適しているiDeCoやつみたてNISAなどに注目が集まり、2024年の今は新NISAが話題になっています。

新NISAは投資から得られた利益を非課税で受け取ることができ、非常にメリットが大きな制度です。ただし新NISAだと損をしないということではなく、資産が値下がりするリスクが小さくなるわけでもありません。それでも貯金の利息でお金を増やすということが期待できないため、今後は投資という選択肢の優先順位は高くなるでしょう。

ただし値下がりのリスクが常にあるため、余裕資金の全てを投資に回すのではなく、貯金と投資信託などのリスク性資産の割合を半分ずつ持つようなイメージが良いと思います。

20~30代は人生の中でも変化が大きな年代です。老後を含め、様々な使い道を考えながら、少額からでも良いので資産運用を取り入れられると良いでしょう。少額でも資産運用の経験があれば、本格的に資産運用に取り組む際の参考になると思います。この機会に、趣味としてではなく「将来に向けて資金を準備する」という自身のライフプランを達成させるための資産運用を考えてみるのはいかがでしょうか?

※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。