母の日のカーネーションを長く楽しむために


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母の日に贈る花としておなじみとなったカーネーション。鉢植えのカーネーションなら、少し手入れをすることで、母の日が過ぎた後も長く楽しめます。母の日の贈答用に作られたカーネーションの鉢植えは、美しく見せるために密生させてあることが多く、やや根詰まり気味のものがほとんどです。まずは一回り大きな鉢を用意して植え替えましょう。


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蒸れに弱いため、傷んだ葉や花がらを取り除いて風通しのよい場所で管理し、必要であれば切り戻しを行います。水やりの際は、つぼみに水がかからないように土に水をかけます。開花中は適宜肥料を与えると花付きがよくなります。また、花後に切り戻しをすると、春以降に揃って新芽が吹きます。カーネーションだけでなく、最近人気の高いアジサイの鉢植えも、植え替えしたり地面に下ろすと水が切れずよく育ちます。

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花後の球根類の手入れと管理


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春に咲いた球根類は、花後のこの季節が翌年の開花のために球根に栄養を蓄える時期。花がらを取り除いた後は、カリ成分の多い肥料を施します。葉は光合成を続けているので、自然に黄色くなるまで切ってはいけません。麻紐などで葉をまとめたり、大きく葉を広げる宿根草で隠してガーデンの景観の邪魔にならないようにし、休眠期を迎えるまでそのままにしておきます。休眠期に入った球根は葉を切り、植えっぱなしにできない球根などは、必要に応じて掘り上げて来年のために保管します。