枝ものとあわせる

クレマチス ベル オブ ウォーキングに「ナツハゼ」を添えました。

淡い紫の花が映えるように、明るい黄金色の葉を選んでいます。葉=緑とは思いこまずに、花と花を合わせるようなイメージで添える枝ものや草ものを選んでみましょう。

生けるときには枝ものを先に生けることをおすすめします。こうすることで枝が支えになって、生けたい位置に花が留まりやすくなります。

また、枝ものを加えるとボリューム感が出ますので、少ない本数でも見栄えよく仕上がるのもうれしいところ。

庭で剪定した枝などがあれば、こんなときにぜひ活用なさってみてください。

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少ない本数でかっこよく

ベル咲きのクレマチス「エトワールローズ」をシリンダー型のガラス瓶に生けました。短い枝はあえてガラス瓶の中に。

丈の長い器を使う場合、長さのある花を用意する必要があるように思ってしまいますが、器の中に入れ込んでしまえば、短めの花も有効活用できます。

こうした花あしらいをする場合は、少ない本数がおすすめです。器の中いっぱいに詰め込み過ぎると、涼し気な雰囲気が消えてしまいますし、何より蒸れて植物の痛みが早まってしまいます。

こうした花あしらいは、ぜひ引き算で楽しんでみてください。