クレマチスの水あげのコツ

クレマチスは水が下がりやすい花です。入手したら、葉が多く付いている場合は、水に浸かる葉や、飾る時に多すぎる葉を取り除きます。枝の切り口は切り戻しをします。さらに、切り口から3~4センチ程度をハサミの柄などで叩いて、ほうき状にすると水あげがよくなります。

もし、飾っている途中で花がくったりとしてしまったら、また切り戻しなどを行った後に、新聞紙などで枝全体を包んで、葉が浸らない程度の深めの水に入れて数時間置くと効果的です。

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「クレマチス」の基本情報

□出回り時期(切り花):通年

□開花時期:品種によって異なる(代表的な品種の最盛期は5月~6月が多い)

□香り:品種によって異なる

□学名:Clematis

□分類:キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)

□和名:鉄仙/鉄線(テッセン)、風車

□英名:Clematis

□原産地:北半球の各地

□花言葉:「旅人の喜び」「精神の美しさ」「高潔」など

花毎でご紹介しているクレマチスのお話 第九十三話 夏至の花絵「クレマチス」

志村紀子

東京生まれ。国内を代表するホテル、外資系大手ラグジュアリーホテルのウェディングやパーティー装花に携わり、帝国ホテルプラザ店で活躍。現在は第一園芸を代表するデザイナーとして、Noriko Shimuraブランドを展開。他にも社内スタッフ教育部門の講師、対外的なワークショップ講師、各種商品提案、空間装飾のデザインなどを担当している。

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夢の花屋 第二十四話「ハワイの色彩に見立てる」

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【ご案内】次回より掲載時期が毎月前半の節気に変更になります。三十七話は2024年6月5日(芒種)に掲載いたします。

Text・第一園芸 花毎 クリエイティブディレクター 石川恵子