現在57歳の私。48歳のときにぎっくり腰を経験し、持病の腰痛もだいぶ良くなり、年齢的な体の痛みからは解放されたと思っていた矢先、急に肩の痛みに襲われました。これが俗に言う「五十肩」なの!? 服を脱ぐのもひと苦労となってしまった体験談をお話しします。

肩に金づちで殴られたような衝撃が走った!

若いころは肩凝りに悩まされていたのですが、最近はまったく肩の痛みには無縁で、正直肩には気をつかっていませんでした。しかしある日、お風呂に入ろうと思ってセーターを脱ごうとしたとき、異様な痛みが右肩を襲い、思わずあっと声が出てしまいました。腱(けん)が切れたというか、肩を金づちで殴られたというか、とにかく激しい痛みでした。

しばらく肩を押さえてうなってしまいました。もしかしたら変なふうにひねってしまったのかなと思ったのですが、翌日もまた、服を脱ぐときに同じ痛みが……。腕は横にも上にも前にも普通に上がるのですが、服を脱ぐときなどに両腕を体の前でクロスさせて上に上げる動作が本当につらいのです。片腕をねじった動きをすると激痛が走るのです。あまりに痛いため、その日から湿布を貼ることにしました。しかし、1週間たっても2週間たっても、まったく良くなりませんでした。

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原因となる巻き肩とは?

知り合いの整体師さんに話を聞いてみたところ、「肩が痛いからといって湿布や注射などで肩だけを治療するのでは、いつまでも良くならない」と言われました。まず、痛みの原因を探ることが大切だと言うのです。自分では、私は姿勢がとても悪いため、それではないかと思いました。

整体師さんの話では、肩が前に出てしまう「巻き肩」が原因であることが多いとのことでした。それを簡単にチェックできるというので早速おこなってみたところ、思った通りの結果に。両手でバンザイをしてみて、腕が耳より後ろにいけば良いそうなのですが、耳より前に来てしまうと巻き肩の可能性があるそうなのです。私は左腕は大丈夫でしたが、右腕は耳より後ろには痛くて上げられませんでした。