ひと手間かけて、うまみをアップ!なすのオイル漬け

では次に、ちょっとひと手間かけた、大人向けのオイル漬けレシピをご紹介します。

★材料★
なす3本、塩小さじ1、酢・白ワイン 各1/2カップ、にんにく薄切り1かけ分、赤とうがらしの小口切り5きれ、エクストラバージンオリーブオイル1カップ

★作り方★
1.なすはヘタを切り落として長さを3等分に切り、縦に約1cm厚さに切ります。
2.1をボウルに入れ、塩をまぶしてラップをし、皿などでおもしをして一晩おきます。(塩漬けすると余分な水分が抜けるので、うまみが凝縮して保存性が高まります。)
3.鍋に酢と白ワインを入れ、強火にかけます。ひと煮立ちしたら中火にし、なすの水けを絞って加え、2~3分間煮ます。火から下ろし、そのまま冷まします。
4.なすの汁けをきってざるに並べ、天日に半日くらい干します。触ってみて、完全に乾いてなくても表面が水っぽくなければ干し上がり。(なすは味がしみ込みにくいので、味をつけてから少し干し、余分な水分を自然にとばして味をよく含ませます。)
5.清潔な保存瓶に4のなす、にんにく、赤とうがらしを入れ、オリーブオイルをかぶるまで注ぎ、冷蔵庫に一日おいてなじませます。翌日からが食べごろ。
※冷蔵庫で約1か月間保存可能。

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そのまま食べるだけじゃない!オイル漬けのアレンジ方法

野菜のオイル漬けは、そのまま前菜風に食べても充分おいしいのですが、いろどりが淋しい白身魚のグリルにソースと一緒に添えたり、マヨネーズやハムなどと混ぜてサラダにしたりするのもとってもおいしいのでおすすめです!

簡単でありながら旨みが凝縮されているので、忙しい毎日の時短調理に一役買ってくれます。また、しらすと和えて酢の物風にしたり、刻んで冷奴の上にちょこんとのせるのもおいしいですよ。

ひと手間かけてキャベツやアンチョビと混ぜて炒め物やパスタの具としてもおすすめです。オイル漬けに使ったオイルは、野菜の旨みが溶け出しているので、捨てずにパスタのソースやドレッシングを作るのにも使えてとってもお得ですよ。

酸化を防ぎおいしさ長持ちの「野菜のオイル漬け」。毎日のクッキングの時短に、節約に、また急なお客様へのおもてなし料理に・・・と大活躍の予感がしますね。さらに、残りもの野菜だけでなく、漬けておいたオイルまで余さず使えるので、やらないという選択肢はないですね!