紙を求めてわざわざ来る”lovely”な場所
以前、アメリカを訪れた際の記事でも触れましたが(関連記事はこちら)、ニュージーランドでも一般的に、ラッピングペーパーはスーパーマーケットなどで気軽に手に入るものです。その外にもカード、レターセットなども本屋さんの文具コーナーやツーダラーショップ(日本でいう100円ショップ)などで売られており、専門店を訪れなくても気軽に手に入るのが現状です。
店員さんとの会話の中で印象的な言葉がありました。
「このParnellという土地はオークランドの中で中心地に次いで2番目に古いと言われている、歴史ある街よ。ギャラリーやカフェなどが『lovely』でしょう?」そうお話ししてくれたのです。
「lovely」という言葉は、とても魅力的・美しい物事を形容する際に使われます。まさにこの「Passion For Paper」が並ぶ街並みも、店内の空間も、「lovely」という言葉がぴったりな空間なのです。
こだわらなければどこでも手に入るけれど、このlovelyな街の、あたたかな紙モノ専門店へ、個性あふれるデザインを求めて、多くの人が訪れるのかもしれません。
Passion For Paper オンラインショップ:https://www.passionforpaper.co.nz/index.php
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プロフィール
臼井 遥比(うすい はるひ)
ライター。1995年横須賀生まれ。
地域WEBマガジンや「文具のとびら」で編集や取材・執筆を経験。
2024年2月からニュージーランドに滞在し、「文具」や「暮らし」をテーマに活動中。
ニュージーランドでの暮らしをnoteでも発信中。
https://note.com/haruhiusui16