文具のとびら編集部

その年の優れた文具に贈られるアワード「第33回 日本文具大賞」(主催:RX Japan)の表彰式が、2024年7月3日14時から東京・有明の東京ビッグサイトの「国際 文具・紙製品展 ISOT」会場で行われた。グランプリには、日本理化学工業の「キットパス バイ アーティスト(エクル)が輝いた。キットパスブランドとしてのグランプリの受賞は、2009年の「第18回日本文具大賞」の機能部門で「キットパスきっず12色」が受賞して以来2度目となる。

全てのボーダーを超えたさまざまなアーティストが描くデザインをパッケージに採用

グランプリを受賞した「キットパス バイ アーティスト(エクル)」は、窓やガラスなど平滑面になめらかに発色良く描け、濡れた布で消すことのできる絵具「キットパス」のパッケージデザインに、社会福祉法人藤沢育成会アートスペース“エクル”のアーティストがキットパスを使用して創作した作品を採用。全てのボーダーを超えたさまざまなアーティストが描くデザインを取り入れているのがポイントで、販売金額の一部はアートの作者に還元されることになっているため、製品を購入することによって障がい者の支援につなげることができる。


表彰式で受賞の喜びを語る日本理化学工業大山社長

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