デート中やグルメな仲間との食事の際に、ちょっとした話のネタを持っておくと安心なもの。そんなときに便利な「グルメトリビア」をご紹介。
今回は、暑くなると食べたくなる四川料理の味の要、「豆板醤」についてのクイズです。
答えに続けて、おすすめのお店もご紹介します!
気になる答えはこちら!
A:③そら豆
【解説】暑くなってくると、麻婆豆腐などのピリッと辛いメニューが食べたくなりますよね。
四川料理の辛味調味料として使われる「豆板醤」は、原料はそら豆から作られています。ゆでてすりつぶしたそら豆を唐辛子や塩と糀と合わせ、1か月以上熟成させた発酵調味料です。辛味の奥に旨みも感じる、奥深い味わいに仕上がります。
スタンダードな赤い豆板醤以外にも、黄色い唐辛子から作る「黄辣醤(ファンラージャン)」という調味料もあります。通常よりさらに辛味が強く、すっきりとした後味が特徴。辛いもの好きなら、この夏に試してみてはいかがでしょうか?
◆夏に食べたい!東京で人気の麻婆豆腐の名店5選
ここからは、この夏おすすめの絶品「麻婆豆腐」が味わえる名店をご紹介します。
この記事から、店名をクリックすれば、すぐにお店の予約ができます。
1.赤と黄色の2つの麻婆豆腐が味わえる、渋谷の名店『月世界』
渋谷の道玄坂を抜けた先にあり、辛いもの好きの女性から絶大な支持を得ている店が『月世界』。
この店の名物は、「正宗麻婆豆腐」と「黄辣醤豆腐」の2種類の麻婆料理だ。
赤い「正宗麻婆豆腐」は、本場四川の正統派麻婆豆腐であり、痺れる辛さが楽しめる逸品。黄色の「黄辣醤豆腐」は、黄色い唐辛子を発酵させた「黄辣醤」の刺激的な辛さがクセになる!
ビールと一緒にほおばれば、食後にはスッキリと清涼感すら感じる美味しさなのだ。
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2.学芸大学デートにおすすめな、おしゃれ中華『ファーム スタジオ #203』
2019年にオープンした学芸大学の人気店が『ファーム スタジオ #203』。
一見、中華料理店と思えないおしゃれなカウンター席でいただけるのは、レバーが入った「餃子」や三角に仕立てた「えび春巻」など小皿でいただくおしゃれな中華。使い勝手と満足感を兼ね備え、女性客やデート利用のカップルで賑わう。
この店を語るのに外せない一品が「阿波牛の四川麻婆豆腐」。粗目にひいた上質な阿波牛と2種類使いする豆腐、スパイスを焼き付けて作る香ばしさが、軽やかな旨みを作り出す。
「美味しい中華があるんだけど行ってみない?」と、夏の学大デートにおすすめだ。
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3.四谷三丁目が誇る四川料理の名店!『四川料理 蜀郷香』
東京の四川料理では、押しも押されぬ人気店が四谷三丁目の杉大門通りに面したビルの2階にある『四川料理 蜀郷香』。店内に入るとシックな高級中華の設えだ。
店主・菊島さんは、現地で調達した調味料に加え、国産食材も巧みに用いて、本場さながらの旨さを追求し続けている。
中華で抱くカジュアルなイメージから一線を画す、四川料理をコースで味わえる、会食やデートにも使える名店だ。
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4.しびれる辛さに、思わずご飯が欲しくなる!原宿の老舗『龍の子』
老舗四川として原宿で長く愛されてきた店が『龍の子』だ。
人気の「麻婆豆腐」の味の決め手は、自家製調味料。ベースとなる豆板醤と、豆鼓醤(トウチージャン)に、から炒りした中国産の唐辛子の麻辣粉で香ばしい辛さをプラス。そこへラー油の底に沈む国産の一味唐辛子を加え、スッキリした辛さも合わせていく。
ひと口、ふた口と食べ進むごとに、旨味とシビ辛が押し寄せ、思わずご飯が欲しくなってしまう絶品メニューだ!
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5.日本の麻婆豆腐はここから始まった!永田町『赤坂四川飯店』
日本における「麻婆豆腐」の歴史は、この『赤坂四川飯店』なくしては語れない。
四川料理を日本に根付かせた立役者である父・建民氏の背中に憧れ、その道を継いだ陳健一氏が作り出した渾身の一皿が「陳麻婆豆腐」。
2015年からは、建一氏の長男である陳建太郎氏が3代目として、そのバトンを受け取った。歴史に敬意を払って頂きたい、日本の中華料理の礎と言うべきひと品だ。
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このグルメトリビアの記事は、隔週の水曜日に公開します。お楽しみに!
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