文具のとびら編集部
有隣堂が運営する「STORY STORY YOKOHAMA」(ストーリーストーリーヨコハマ)では、同店内の常設売場「岡﨑百貨店」の開店2周年を記念して、2024年7月8日から「海の見えるガラスペンフェア 3」を開催中(在庫がなくなり次第終了)。
「岡﨑百貨店」は、同社の文房具バイヤーで、YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」で最多出演を誇る岡﨑弘子さんが、自身の趣味・嗜好を反映した文房具、雑貨を集めた売り場。同フェアは過去2回開催し、4日間で100本のガラスペンが完売してしまうほどの人気を博した。今回は、岡﨑さんが特に愛する「海」をテーマに、2人の作家に依頼したオリジナルガラスペンを計38本限定で販売。また、岡﨑さんが厳選した国内の希少なガラス工芸作家の作品を約100点販売している。
初日朝から売り場の前に行列ができるほどの盛況ぶりで、すでに売り切れとなったガラスペンもあるという。
オリジナルガラスペンや岡﨑さん厳選のガラスペンがずらり!
オリジナルガラスペンは2種類。
一つ目は「TEA POT」(20本限定)。岡﨑さんが愛してやまない紅茶をイメージしたガラスペン。「Seed Lampwork」 の平野元気氏が岡﨑さんのリクエストを受けて、実際に紅茶店に足を運んでイメージを膨らませながら製作したもの。アンティークなティーポットをイメージしたというペン頭部のティーポットに光を通すと、揺らめく光が素敵な輝きを放つのだという。
もう1本は「海からの宝物」(18本限定)。「ガラス工房 まつぼっくり」の松村潔氏が作製したガラスペンで、軸の中に星の砂、フランス製の巻貝の化石、そして岡﨑さん自身がアコヤ貝から取り出したという真珠が入っているのがポイント。夏の思い出がよみがえるようなイメージのガラスペンだ。
また今回、「paraglass(パラグラス)」金田裕樹氏のガラスペンを初めて販売。かわいい動物のマスコットが付いたものなど、個性的で美しいガラスペンを揃えた。
TAG STATIONERYの「インクを楽しむガラスペン」も販売。軸の長さが短めだが、「長さがちょうど良くて、筆記が安定して書きやすいガラスペンです」と岡﨑さん。
ドイツのガラスの町・ラウシャの作家に特注で作ってもらったというガラスペン。ビジュアルもなかなか個性的。「太字が好きな人にはおすすめです」とのこと。
オリジナルのボトルインクも販売。写真のインクは、岡﨑さんが大好きな紅茶をイメージして作られた「CTC TEA BROWN & SHINING MILKY WHITE」。2色セットになっていて、混ぜるとミルクティーになるというユニークなインクだ。しかも「SHINING MILKY WHITE」にはラメが入っているので、よく見ると筆跡が煌めいている。
ボトルを並べるとラベルに描かれている岡﨑百貨店のエンブレムが現れる
インクを付ければすぐに使えるガラスペンは、「書くことが大好きな人におすすめのアイテム」と岡﨑さん。コレクションしているインクをまんべんなく使えるのも魅力だ。また、筆記具としてだけでなく、工芸品としての魅力も備わっているので、「好きな作家のガラスペンを集めて並べておくだけでも楽しいです」という。
そんな岡﨑さんが最近嬉しかったことは、小学校低学年くらいの子どもたちがガラスペンを使うようになってきたことだという。
「小さいお子さんが一緒の家族連れの来店が増えてきているのですが、『岡﨑さんのおかげでガラスペンが好きなりました』と言われて嬉しかったです。これからも、子どもたちに書くことの楽しさをきちんと伝えていきたいと思います」。
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