2024年2月26日に開業した「ハイアット ハウス 東京 渋谷」。金沢に続き国内では2軒目となるブランドだ。
立地は渋谷の再開発プロジェクトにおける主要施設のひとつ、「渋谷サクラステージ」内。
長期滞在に向く造りで渋谷駅から徒歩3分とあって、9割が外国人客とか。では、日本人が泊まったらどんな時間を過ごすことができるのか?
今回は、“新鮮な日常”ともいえるホテルステイをレポート!
洞窟感がお洒落な“絵になるクルマ寄せ”。駅近だけどクルマでも来たい!
家のように過ごせるホテルと思って気楽に到着すると、2階クルマ寄せは湾曲したライトが印象的なデザイン。やはり家とは全然違う!
“暮らすように泊まる”長期滞在型ホテル
3階エントランスにはお洒落なベンチと木のアプローチがあり、「新しいホテルに来たな」という高揚感が湧いてくる。
16階のチェックインカウンターに行くと、スタッフから「グッドアフタヌーン!」と明るいひと声。
9割が外国人客のため、英語での挨拶が基本なのだ。ここは外国人気分で、英語で返すのがおすすめである。
カウンターの隣には東京観光に回る旅人たちのスーツケースが並び、外国語が飛び交い海外の空港のようなムード。渋谷駅から徒歩3分にして、このギャップが面白い。
思わず「ただいま」と言いたくなる、家のように快適に過ごせる客室
長期滞在型ホテルのため、客室は“帰ってくる”ことを想定したシンプルで安らげるデザインだ。
乾燥機付き洗濯機やキッチンを全室に完備し、お皿や調理道具も用意する。
そのため、デパ地下グルメで晩酌をしたり、スパイスからカレーを作ったりするゲストもいるとか。
3種の酵母が共演する、ご当地クラフトビールも!
16階にはフランスの冷凍食品や渋谷のクラフトビール、シャンパンなどを売るショップもあるので、ホテルから一歩も出ずに夕食を済ます人もいるとか。
筆者はUber Eatsで渋谷エリアでないと頼めないタイ料理を注文。まるで家にいるようだが、仕事環境は非日常だ。
仕事が捗る共用デスクがあるのも嬉しい!
16階に共用スペースがあり、PCを広げる訪日客と大きなデスクをシェアする。気分転換にすぐ隣にある庭に出るもよし、同じフロアのプールのデッキチェアで寛ぐもよし。
デスクはチェックアウト後も利用できるので、追い込んで仕事をしたい時に最適だ。かくいうこの原稿も、帰り際に執筆。
テイクアウト用のコーヒーカップが、ハッピーな朝を演出
朝食後にレストランがくれたテイクアウト用のコーヒーカップはスマイルのイラストで、旅行者たちはご機嫌になっている。
ポジティブな空気は仕事を捗らせると、渋谷住民気分になって体感したのだった。
■施設概要
施設名:ハイアット ハウス 東京 渋谷
住所:渋谷区桜丘町3-3
TEL:03-5428-3898
料金:1泊¥58,080~
部屋数:計125室