コレクション現状

初めは無印良品の積み重ねられる引き出しに入れて管理をしていました。瓶の高さに合わせて3種類の深さの引き出しを購入し、5〜6個を縦に積み重ねていたのですが、

 「インク→液体→重い」
 「容器→ガラス→重い」

のコンボにより、下に行くほど引き出しのフレームが歪み、引き出しを出すことができなくなってしまったのです。

そこで、保管方法を見直しました。引き出しを重ねるときは1〜2段までにし、他の保管ケースも試してみています。


引き出しを重ねるときは1〜2段までにする


無印良品の布製ケースがあったので使ってみています

なお、インクは紫外線に弱い性質を持っているので、基本的に瓶は箱の中に入れる。無印の引き出しは半透明のものではなくホワイトグレーに着色されたものに統一。布製のものも光を通しづらい素材であろうと思い使用しています。

現在は箱の上部や瓶の蓋に、1.5cm角のシールにインクを塗ったシールを貼り、そこに店舗名・インク名を書いていますが、正直シール自体が小さくて読めない場合がほとんどです。

引き出しのサイズも深さにより3種類あり、無駄なく収納するために瓶の大きさや形で入れる場所を決めていたのですが、同じシリーズがバラバラにしまわれているなど必要になったインクをすぐに見つけられないことが今、私を苦しめています。

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先輩コレクターからの知恵を授かる

今回のゲストのお二方からコレクションの保管方法を学びました。

magsterさんの保管方法を知るには、まず、マグネットの売り場が徐々に変わっていることを知る必要があります。なぜならマグネットは売り場が時代とともに変化しているです。

マグネットが冷蔵庫に付けられていたキッチン雑貨売り場時代。デザイナーさんによりおしゃれな形になったインテリア雑貨売り場時代。文具メーカーがユニークな商品を作っていた文房具コーナー時代。そして現在はカプセルトイとして販売されていると、時代と共に売り場の変化があったと分析されています。そして、magsterさんはマグネットの売り場の変化と記憶を結びつけて覚えているので、「キッチン雑貨の時代に買ったもの」「インテリア雑貨の時代に買ったもの」というような分類をしているそうです。

一方まゆぷ〜さんは、基本的に商品のジャンル(乗り物、食べ物など)で分けています。また、消しゴムを特にたくさん商品を出しているメーカーや店舗がある場合はそれ専用の箱(フライングタイガーなど)を作って分類しているそうです。

ちなみに、magsterさんはレンタル倉庫、まゆぷ〜さんは収納の多いおうちに住んでいらっしゃるそうで、現状は収納部屋ともう一つの部屋に保管されていますが、もう一部屋ゲットすべく、家族と交渉するところなのだそうです。

コレクションに関しては、まゆぷ〜さんからの驚愕の言葉も出ました。

「一番管理しやすかったのは1万個くらい(1万から1万5000個程度)」

というものでした。これを越えたあと、すでに持っているものを買ってしまって大ショックだったそうです。でも普通ではこんなに大量のものを覚えること自体が大変ですよね。

また、持っている数を聞かれた時には正確な情報をお伝えしたいという強い気持ちがあります。10年前にテレビ番組で数えたときに2万3000個あってそうですが、その後は正確な数を数えられていないのだそうです。でも、正確な数をお伝えしたいという気持ちから、(実は)部屋1つ分は増えているけれども「2万3000個以上」と説明しているそうです。そのエピソードにコレクター魂を感じました。