忙しく働く東京の男女こそ、休日の時間をいかに有意義に過ごせるかが重要だ。
そこで、週末を楽しく過ごすためのイベントをPICK UP!
今週末は、「モネ」など印象派や、束芋氏などアニメーション作品の没入体験を楽しめるアート展に行くも良し。サーフィン映画の金字塔を観て夏を感じるも良し。
あなたは何をして過ごす?
□ART
『モネ&フレンズ・アライブ』
フランス印象派の誕生から150年を迎える今年、世界中で愛されてきた「フランス印象派」の世界を冒険する没入型展覧会が開催される!
本展では、社会的にも政治的にも混とんとした時代に、苦難を乗り越えて生まれた「印象派」の歴史を紐解いていく。
19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活躍したクロード・モネや印象派の作品の数々に力強いクラシック音楽と最新のイマーシブ技術を組み合わせることで、まるで絵画の世界に入り込んだかのような体験ができるのだ。
光、色、音、香りのなかで、クロード・モネ、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、エドガード・ドガらの大胆な筆遣いを巨大なスクリーンに映し出される。
次々に流れるサウンドに身を委ねて、印象派の世界の美しさに浸ってはいかが?
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◆概要
開催期間:7月12日(金)~9月29日(日)
会場:日本橋三井ホール
□MOVIE
『エンドレス・サマー デジタルリマスター版』
サーフィン映画の金字塔が、4Kリマスターによりスクリーンによみがえる!
3人のカリフォルニアの少年が、たった1台のカメラとサーフボードを持って、終わらない夏と最高の波を探して世界一周の旅に出る。そんな輝かしい青春の日々の記録をメインにした約90分のドキュメンタリー映画だ。
『栄光のライダー』でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた当時26歳のブルース・ブラウン監督が自らカメラを回した。
登場するのは、世界の伝説的サーファーたちから「マスター」と崇められる当時21歳のマイク・ヒンソンと、高校を卒業したばかりだった18歳のロバート・オーガストだ。
1963年11月、ロサンゼルス空港から旅立った3人は、大西洋を渡って西アフリカのセネガルへ。そしてガーナの漁村、ナイジェリアから赤道を越えて南アフリカのケープタウンとダーバン、セントフランシス岬を経て、オーストラリア、ニュージーランド、タヒチ、ハワイをめぐった。
世界の広さを知る彼らの旅は、冒険心や未知への好奇心を刺激し、今夏へのパッションをさらに盛り上げてくれることだろう!
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◆概要
新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給:鈴正、フラッグ
□ART
『触れてなどいない』
国内外から注目を集める現代アーティスト束芋と、海外のインディペンデントアニメーション作家との3人による回遊型インスタレーション展示が、7月15日(月)まで寺田倉庫にて開催中だ。
束芋は、実空間とアニメーションが地続きになったような非日常的な空間を作りだし、普段は見過ごしてしまいがちな気配や手触り、記憶といった日常の深層へと見るものを誘い込んでいく表現を一貫して重ねてきた。
最新作となる本作では、束芋と共に3人のアニメーション作家が一つの作品を作り上げる、新しい試みがなされる。
今回、束芋が最初に掲げたテーマは、「そこに持ち込んではいけない存在を持ち込むこと」。
会場となる寺田倉庫はアート保管を事業としているため、その倉庫ビルの一室で行う本企画では、水や生物の持ち込みは禁止されている。
しかしアニメーションを通してであれば、「持ち込み」は可能であり、その先に幻想とナラティブが生まれていくと考えた。
普段はスクリーンの上に展開される魅力的な3人の映像が解き放たれた空間を回遊しながら、楽しんではいかが?
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◆概要
日時:2024年7月15日(月・祝)まで
開演時間:全日 11:00~/13:00~/15:00~/17:00~/19:00~(各回 約90分)
会場:寺田倉庫 G3-6F(品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)