40代の親友の支えの大きさ
家族に話したところで、自分の気持ちの状況を理解してはもらえず、家では掃除や洗濯、料理を淡々としなければならない生活。不安定な子どもの気持ちに寄り添いながら、私も誰かに寄り添ってほしいと思っていました。しかし、誰に言えば良いのだろうか。40代のおばさんが、寄り添ってほしいなんて恥ずかしいことなのではないかと思っていました。
しかし、どうしても抱えきれない気持ちを誰かに聞いてもらいたくて、唯一親友だと思っている友人に連絡。友人は、肯定も否定もすることなく、ただ「うん、うん」と電話で聞いてくれました。自分の問題が解決したわけではないのですが、誰かに聞いてもらえたことが、心の安心感につながりました。
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まとめ
新入社員が五月病になるという話はニュースや新聞記事などでよく目にしますが、40代になっても五月病のような症状が出るとは思いませんでした。若いころとは違い、自分のことだけではなく、子どもや夫の日々の生活の支えとなっている面もあり、なかなか自分の気持ちは後回しになりがちでした。親友が私にとって、前向きになれる道筋を作ってくれた気がしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/マメ美
著者/徳 衿唯(40歳)
最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。