「間取り」の意味とは?間取りでよく見かけるアルファベットも解説!

そのほかの「間取り」に関する知識や注意点

ここではアルファベット以外の間取りに関する知識や注意点について解説します。

 

数字は居室の数

部屋のタイプには「1K」や「1LDK」、「3LDK」などさまざまなものがあります。この場合の共通の認識として、数字は「居室の数」を示しているということを覚えておきましょう。

たとえば、3LDKなら「三つの居室+リビング・ダイニング・キッチン」という間取りになります。この点を理解しておくだけでも、家全体の間取りをイメージしやすくなるでしょう。

 

数字が大きい=面積が広いわけではない

「3LDKの家」と聞くと大きな住まいを想像しませんか。しかし、前述したように間取りにおいてアルファベットとセットで用いられる数字はあくまで「居室の数」を表しているだけです。3LDKのように部屋数が多いからといって、それぞれの部屋が広いとはかぎりません。必ず面積も確認するようにしましょう。

また、面積が間取り図上では十分な広さになっていたとしても、実際に物件の下見に行くと窮屈な印象を受けるというケースもあります。これは天井の高さや採光の関係で、視覚的に窮屈に見えてしまうことがあるためです。そうしたイメージとの乖離を防ぐためにも必ず下見には行っておきましょう。

 

人数に適した間取りを知っておくと便利

アルファベットとセットで用いられる数字が広さを表しているわけではないという前提はありますが、一般的な居住人数に適した間取りというものもあります。

たとえば、一人暮らしなら1Rや1K、1LDKが適しており、2人暮らしなら1LDKから2LDKなどが適しているというような目安があります。それらを事前に把握しておくと、間取りを選ぶ際の便利な基準になるでしょう。もちろんライフスタイルやライフステージ、ライフプランによって必要な間取りは大きく変わってくるため、慎重な判断が必要です。

 

採光や動線など間取りだけではわからないこともたくさんある

ここまで間取りに関する解説をしてきました。一方で、現地でしかわからないことも多くあります。採光や動線、視覚的な広さ、さらには周辺環境などがそれに該当します。

間取り図はあくまで平面的な「図面」に過ぎません。あなたが直接目で見て、肌で感じとる情報や感覚に勝るものはないため、間取りで最低限の情報を得たあとは必ず現地に赴きましょう。

 

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まとめ:間取りについてくわしくなって後悔のない住まいにしよう

この記事では間取りの意味について解説しました。間取りや間取り図からは部屋の数や種類、用途といったさまざまな情報を得ることができます。間取りについてくわしくなればそれらの情報を効率よく得られるようになるでしょう。

一方で間取りだけではわからないような、現地ならではの情報が数多くあるのも事実です。資料からの情報と現地で得られる情報を精査して、後悔のない住まい選びをしていきましょう。

間取り図については以下の記事でもくわしく解説しています。

「より間取りについてくわしくなりたい」という方はぜひご覧ください。

家の間取り図の見方を解説|家族の理想を叶えた図例 3選もご紹介 – リブタイムズ|戸建てを考える方のためのフリーマガジン