日本橋でも大人気。絶品トーストを味わえる「Parklet(パークレット)」
「Parklet」は、「サワードウブレッド」を中心にしたベーカリー。小麦と水、塩、酵母のみで作られるシンプルなパンに具材をのせたトーストは、多くの人を虜にしています。
シグネチャーメニューの『アボカドデュッカトースト』にペアリングしたのは、6月から販売が始まったカリフォルニアのワイン『BROC AQUA VINO(ブロック アクア ビーノ)』です。
トーストを手で持ち、まずはひと口。「スパイスが効いていて美味しい!ナッツのカリッと感も楽しいです」とみとさん。マッシュしたアボカドは塩コショウとオリーブオイル、レモンで下味をつけたシンプルな構成ながら、いくらでも食べたくなる味わいです。
「Parklet」のサワードウブレッドは皮が薄く、中の生地が多いのが特徴で、もっちりとした食感。上からかけているスパイスは自家製。クミンやアーモンド、ピスタチオなどを混ぜていて、スパイシーな風味と程よい塩味に、ザクザクッとしたナッツの食感が楽しめます。
もう1品オーダーしたのは、『クランベリークリームチーズとローズマリーのトースト』。煮詰めたクランベリーソースとクリームチーズを合わせたスプレッドを贅沢に。さらにフレッシュなローズマリーがトッピングされています。
パンは『アボカドデュッカトースト』と同じ生地のサワードウブレッドで、焼き方が異なるもの。型に入れて焼くことで、水分が逃げずに一層もちもちになっているのだそう。
みとさんは、ワインを「ベリーの香りがすごいです。すっきりしていて、飲みやすいですね」と絶賛。「かぶりつきたいくらい美味しい」というトーストとの相性もぴったりです。
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想像以上にBIGなチキン!歓声が上がる「Baby J’s(ベビージェイズ)」
「Baby J’s(ベビージェイズ)」で楽しめるのは、チキンサンド。日替わりで2種類のクラフトビールも提供されています。
バーガーにサンドされている「バターミルクフライドチキン」は、カリフォルニアで親しまれている料理。バターの製造工程でできる「バターミルク」と呼ばれる液にチキンを漬け込んでから揚げることで、お肉が柔らかく仕上がるのだとか。
このお店では5種類のサンドを作っており、キャベツやピーマンを入れたコールスローに赤玉ねぎのピクルスと、どれも野菜をふんだんに使うようにしているそうです。
「すごい!」と思わず声が上がったのは、最も人気の『クラシックフライドチキンバーガー』。チキンのあまりの大きさに、みとさんの目が輝きます。
「ビールがとても好きで。やっぱり最高です」と話すみとさん。香ばしいチキンと苦みの効いたビールの相性は抜群で、食べ進める手が止まりません。
肉も好きとのことで、「バンズにたどりつかないくらいチキンが大きい(笑)幸せですね」との感想も。そんなみとさんのほかにも、ふと見渡せば、フードホールのなかは多くの人の幸せそうな表情であふれています。
一体、この空間はどのように生まれたのか?廣海さんに尋ねると、「Parklet」の開店にまで遡るエピソードを教えてくれました。
「札幌でジャクシッチ夫妻がやっていた『Baby J‘s』のチキンサンドの美味しさに、うちの会社の社長が感動したんです。ぜひ東京でお店を、と誘って始めたのが日本橋の『Parklet』でした。
2人には『美味しいパンが焼ける環境を整えて、その後フライドチキンサンドの店を』という想いがあったので、まずベーカリーを開いたんです。
その後体制が整って、『フードコートのような広い空間なら、フライドチキンサンドのお店も、ベーカリーの2号店も一緒にできるよね』という話になりました。この『Meij Park Market』は、当初ジャクシッチ夫妻が思い描いていた理想が実現したお店です」