眠る前に行えば、寝つきがよくなったり、寝ている間の呼吸も深まり睡眠の質がアップ!「横隔膜のストレッチポーズ」に挑戦。



横隔膜がゆるむと、こんなにも呼吸は深くなる。

1 右側を下にして横向きの体勢で寝ころぶ。

2 左腕を上げる。

3 降ろしながら耳と二の腕をぴたっとくっつける。腕が伸びていることを感じながらゆっくりと鼻呼吸を30秒行う。次に左側を下にして反対も同様に30秒行う。

4 伸ばしている間、余裕があれば手のひらを上に向けて、より伸びを感じる。

●ココがポイント!
伸ばした腕は、力を入れずだらんと脱力させてください。長時間のデスクワークなどで上半身はかたまりがちです。硬くなった肋骨まわりがゆるむと、呼吸が深くなってきます。リラックス効果の高いポーズなので、眠る前に行えば、寝つきがよくなったり、寝ている間の呼吸も深まり睡眠の質がアップすることが期待できますよ。



堀 杏子(ほりきょうこ)

幼少時より喘息やアレルギー性鼻炎などの虚弱体質に悩み続ける。俳優として、舞台演出家・蜷川幸雄氏の劇団に所属。芸能活動から離れたのち、2020年南インド発祥のヨガと出会い、全米ヨガアライアンスRYT500を取得。鼻から吐く呼吸に動作を合わせたトレーニングで、からだの詰まりや滞りを改善する方法を身につけ、これまでの慢性的な不調が改善。「呼吸が変われば体が変わり、体が変わればマインドが変わる」ことで人生が充実することを伝えている。著書に『息を吐くだけでカラダの不調が消える呼吸革命』がある。


指導/堀 杏子
撮影/丸山涼子
取材・文/大庭典子
デザイン/WATARIGRAPHIC
衣装/ワコール 睡眠科学

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ワコール 睡眠科学