フェイク窓と照明でつくる空間のポイントは?効果や事例も紹介

フェイク窓の照明の3つの効果

閉鎖的で薄暗い空間を明るくおしゃれに変えてくれるフェイク窓ですが、ほかにも次のような効果が期待できます。

 

明るさと広がりを持たせる

フェイク窓の効果は、明るさと広がりです。部屋が明るくなり、狭いスペースであっても視覚的な広がりを感じられるようになります。

室内に奥行きが感じられることで、開放感が生まれるでしょう。窓枠は暗い色調のものよりも、白や淡い色のものを選ぶことで明るい印象になります。

 

間接照明で魅力的な雰囲気をつくる

フェイク窓とあわせて間接照明を活用することで、穏やかで温かみのある空間を演出できます。照明器具は、光を拡散させるシェードやカバーの付いたデザインのものや、壁に光が反射する形状のものがおすすめです。光が部屋全体に広がって、やさしく照らしてくれます。

 

リアルな窓のような外観をつくり出す

フェイク窓は、窓枠やディテールにこだわったデザイン性の高いものほど、より本物の窓のように見せる効果を高めます。

窓枠は、周囲のインテリアと調和した素材や色合いのものを選ぶのがポイントです。障子やラティス、模様のあるガラスなどを窓枠に入れることで、さらに違った印象を与えてくれます。

 

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フェイク窓と照明のインテリア実例5選

フェイク窓や照明を導入したいけれど、取り入れ方がわからないという方もいるでしょう。ここでは、フェイク窓や照明を使ったインテリアの実例をご紹介しますので、参考にしてみてください。

 

枠+間接照明のフェイク窓

枠に間接照明を組み合わせたフェイク窓は、正方形や縦長にくり抜いた壁に窓台を取り付けて、開口に下げたブラインドの背面から間接照明で照らしたもの。

賃貸では壁をくり抜くことはできないですが、間接照明とブラインドの組み合わせは参考になります。奥の壁にガラスを入れれば、光が反射して広がり、美しい陰影を楽しめるでしょう。

 

窓枠+間接照明のフェイク窓

窓枠に間接照明を組み合わせたフェイク窓は、壁面をペイントし、取り付けた窓枠に間接照明を入れて灯りを灯したもの

「見えている壁が外なのでは?」と思わせるほど完成度の高いリアルな外観に驚きます。

デスクはもちろん、キッチンの吊戸棚のオープン部分や、カウンターの上部などに設置可能です。ステンドグラスのフェイク窓を取り付けて間接照明で照らせば、ムーディーな雰囲気を演出できますよ。

 

窓枠+フォトウォールのフェイク窓

壁面の真ん中に開口部をつくりフォトウォールを貼る手法は、よりリアルに見せるために窓の奥にある景色が重要です。

庭の風景のフォトウォールを貼ることで、景色のよいホテルのレストランの窓際に座っているかのような感覚を味わえます。広さを演出できるのもポイントです。

自然をプリントしたフォトウォールはさまざまなものが市販されているため、景色によって気分を変えることもできます。

 

天窓ビジョン+LED照明

天窓ビジョンは、青空を模したパネルと自然の柔らかい日差しが差し込む様子を表現するフレームを組み合わせたバージョン。室内の空間で、開放感や奥行き感が楽しめます。

LEDと特殊なナノ技術の葛生により「レイリー錯乱」と呼ばれる空が青く見える自然現象を人工的に再現したものです。晴天の青空を見上げているかのように感じるでしょう。