40代を迎えてから、頻尿に悩まされるようになりました。特に子どもたちと一緒に過ごす時間において、頻尿がもたらす困難は数えきれないほどです。幼稚園の参観のときなど、子どもの頑張る姿を見たいのに、良い場面で尿意を催すことも……。頻尿に悩む私のお話です。
参観日のトイレ問題
子どもが通っている幼稚園の参観日。子どもの成長を見守る大切な機会ですが、頻尿のために私は何度もトイレに行かざるを得ませんでした。授業中に子どもが頑張る姿を見ていたいのに、トイレに行きたくなるたびに席を立つのは気まずいものです。
我慢ができないほどのものすごい尿意を感じてトイレに行くのですが、尿の量といえば、ほんのわずか。「こんな少ない量の尿なのに、どうして我慢できないの!」と、心から情けなくなりました。
周りの親御さんたちの目も気になりますし、子どもにも寂しい思いをさせてしまうかもしれないと不安でした。
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改善のために病院を受診
その後、意を決して生まれて初めて泌尿器科を受診しました。診断結果は、「過活動膀胱」。加齢による膀胱機能の変化、膀胱や尿道などを支えている骨盤底筋が弱くなったのが原因だろうとのことでした。
処方された薬はかなり効果があり、飲み出して間もなく劇的にトイレの回数が少なくなりました。
初めはちゅうちょしたものの、思い切って泌尿器科を受診してよかったと実感。しょっちゅうトイレに行かずに済む生活は、まさに快適でした。