再発はいつ起こるかわからない
治るのに時間がかかった症状も1カ月ほどで治まりましたが、それから半年ほどたってまた唇にぷっくりとヘルペスの初期状態が発症しました。
ただ、再発したときのための口唇ヘルペス用の塗り薬が処方されていたので、それを塗って大事に至ることはありませんでした。この塗り薬は早いうちに塗れば悪化を抑えることができ、タイミングが遅れると効かないと医師から言われていました。
半年ぐらいたって再発することもあれば、1カ月ほどですぐに再発することもありますが、今まで1年以上再発しなかったことはありません。うっかり初期状態に気付かず、皮がむける状態になってしまったときには内科に行ったこともありました。
あのときの苦しみだけはもう二度と体験したくないので、早めの対処のためにも唇にはいつも注意をしています。そして、やはり適切な診断を受け適切な治療を少しでも早く受けるためにも、診療科を選ぶことの重要性も痛感したのです。
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まとめ
今回のことで口唇ヘルペスが悪化するまで放っておくことの恐ろしさを実感しました。免疫が落ちたことやビタミンB群の不足が原因の1つではないかと言われているものの、実際にはっきりした原因はいまだに不明だと医師から聞きました。
そのため、医師からは予防のため半年ぐらいビタミン剤も処方してもらっていました。それでも5年たっても再発は続いているので、いつ再発してもいいように寝る前には必ず見落としのないように唇のチェックをしています。
この非常につらかった体験から、早く適切な治療を受けることの大切さを痛感し、そのためにも症状に適した病院に迷ったときは自分で判断せず、総合病院に相談するようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者/Sakura
40代女性。子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。