手で運んでOK、手掴みで食べてOK!
ティースタンドに並んでいるサンドウィッチやスコーンを手で取って良いのか、そのまま手掴みで食べて良いのかと悩んでしまい、ナイフとフォークを使ってサンドウィッチを食べた……という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近は凝ったメニューが出てくることも多いですが、元々アフタヌーンティーは、手で取って食べることができる“フィンガーフード”で構成されていたもの。
サンドウィッチやスコーン、デザートのいずれも、手で取れるものに関しては、自分のお皿まで手で運び、そのまま手掴みで食べて構いません。
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知っておきたいスコーンの食べ方
アフタヌーンティーに行く前に知っておきたいのが、アフタヌーンティーには欠かせないスコーンの食べ方。
まずは、“オオカミの口”と呼ばれるスコーンの割れ目から、スコーンを半分に割ります。硬くて割りにくい場合はナイフを使って構いませんが、手で簡単に割れるものがほとんどです。
スコーンを割ったら、クロテッドクリームとジャムを塗り、手掴みで食べます。
どちらを先に塗るか厳密な決まりはなく、クロテッドクリームを先に塗るのが「デヴォン式」、ジャムを先に塗るのが「コーンウォール式」と呼ばれています。どちらも試してみて、お好みの塗り方を探してみてください。
また、クロテッドクリームとジャムは、備え付けのスプーンで自分のお皿に取り分けておき、一気に全部塗るのではなく、一口ずつ塗るのがマナーとされています。