子どものころからよく眠れて目覚めはスッキリ。朝食をしっかり食べて朝から元気に活動していました。しかし、40代前半から夜中にトイレで目覚め、その後眠れなくなるように。朝から睡魔に襲われるため、日中に細切れ睡眠でしのいでいたのですが、さらに睡眠環境が悪化。ベッドで眠るのは毎日3時間程度に。すると、二日酔いのように頭がどんよりとして働かなくなり、片頭痛や低体温など体調が悪化し始めました。そこで睡眠の質を向上させるために取り組んだことをお伝えします。

夜中のトイレから3時間睡眠+細切れ睡眠に



40代前半から夜中のトイレで目覚めるようになりました。夜、飲み物を控えても、午前1時か2時ごろには目が覚めてしまいます。一度目覚めると眠れないのでベッドでスマホを見て過ごし、午前3時から4時ごろに再び眠り、翌朝は家族の弁当作りのため5時には起床するという生活でした。

よく眠れなくなったことを義理の母に話したところ「更年期の症状よ。私もそうだった」とのこと。たとえ更年期の症状だとしても、日中ずっと眠気に襲われたままでいるのはつらくてたまりません。

そこで、少しでも睡眠不足を補うために、日中は睡魔が襲うたびにタイマーをかけて毎回30分、1日につき3、4回ずつ仮眠を取ることにしました。午前8時、昼食後、仕事がなければ午後2時か3時、仕事があれば午後6時に仮眠です。

そうしてなんとか睡魔と闘ってきたのですが、ここ3年ほどで新たな問題が発生。家族の入浴を待っている午後11時から0時ごろの間にリビングで寝落ちしてしまうのです。夜中の1時か2時にはトイレに目覚めるのでそのタイミングでベッドへ移動するのですが、翌朝は5時には起床です。ベッドでしっかり眠れるのは3時間程度という毎日が続きました。

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不眠による生活習慣の乱れと体調の悪化



寝落ちしてしまうので夜お風呂に入れず、翌朝シャワーで済ませるようになりました。そういう生活を3年ほど続けていたら、ある日、36度4分だった平熱が35度台の低体温に。常に寒いという感覚があり、今までなかったじんましんが発生しました。

また毎日、二日酔いのように頭がどんよりと重くて働かず、片頭痛が起こります。食欲にも歯止めがかからなくなり、体重が7kgも増加しました。体調不良で日々の家事もままならず、このままでは死ぬかもと危機感を抱いたほどでした。