高い天井で明るいリビング・ダイニング
開放感のある家にするには、天井を高くするのがおすすめ。天井や床の色も工夫することで、部屋をより明るくおしゃれに見せることができます。
3.4mの高天井で開放感を演出
高天井とは、床から天井までの高さが3メートル以上の天井のこと。リビングなどでよく用いられ、開放感のある家に仕上がる点が特徴です。今回は中2階も設置しているため、より広く3.4mの高さを確保。中2階を作るとどうしても狭くなりがちですが、高天井にすることで圧迫感がなくなり、くつろげるスペースになります。
天井と床の色を変えてメリハリを
天井には明るい木目調のクロスを張り、まるで本物の木で作られたようなデザインに。それに対して床材には暗い色の無垢材を使用し、メリハリを出しています。高天井にして設計を工夫するだけでなく色見もアレンジすることで、よりおしゃれな空間に仕上がります。
テレビ台は造作(ぞうさく)
造作(ぞうさく)とは、 構造には関係のない表面に現れる部材を取り付けること。リビングにテレビ台を造作し、スタイリッシュな空間にしています。このように、家具は何を持っていくか、何を買い足すかなども考え、あえて家具を用意せずに設計に組み込むものを決めておくのもおすすめです。それに合わせて家の中を設計するのもおすすめです。
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キッチンはシックにしてメリハリを
LDK(リビング・ダイニング・キッチン)で大切なのはメリハリ。キッチンスペースを暗めの色にしてリビング・ダイニングと差別化することでメリハリが生まれ、家全体がより引き締まった印象になっています。
黒を中心としたキッチン
リビング・ダイニングは木を基調としたあたたかいイメージでしたが、キッチンではあえて黒を中心に。このようにリビング・ダイニングとニュアンスを変えてメリハリを付け、部屋全体が引き締まるようにデザインされています。
冷蔵庫のスペースを広めにしてゆったりと
家づくりで意外と盲点なのが、冷蔵庫のスペース。ギリギリに収まっても掃除が大変だったり、壁に付けて設置すると壁が焼き付いて変色してしまうこともあります。将来的に家族が増えてより大きなものに買い替えることも考慮し、広めに設計しましょう。