軟膏用の容器 (ツボ型) に入っている場合
軟膏容器に入った塗り薬は、チューブと比べて塗る量がさらに大雑把になってしまいがちです。
代表的な保湿剤である「ヒルドイド®軟膏」の容器に限って言えば、人差し指の先端から第一関節の半分まですくった量が約 0.5 g となり、手のひら2枚分に塗ることができます (参考文献 7) 。
ただし、塗り薬の中身によって、同じ量でも塗れる面積が異なるため、他の薬を使う際は参考程度にしておきましょう。
(広告の後にも続きます)
ローションタイプの場合
ローションタイプの塗り薬は、チューブタイプのものよりさらにばらつきが大きいです。
乳液のようにトロトロなのか、化粧水のようにサラサラなのかで、同じだけ出しても塗れる面積がかなり違ってきます (参考文献 8) 。
一例として、乳液タイプである「ヒルドイド®ローション」では、1円玉の大きさで約 0.5 gとなります (参考文献 7) 。
化粧水タイプのものだと、同じ1円玉サイズでも量が少なく、塗れる面積が小さくなりがちです。実際に塗ってみて足りないと感じたら、ほどよく塗り足しましょう。