歯科医のすすめで夜はマウスピースを装着
寝ている間の歯ぎしりは、どうしても自分ではコントロールできないもの。そこで、歯医者に相談したところ、「マウスピース(ナイトガード)」の装着をすすめられ、保険適用で約3000円くらいだったので、すぐに購入を決意。その後、自分専用に型取ったマウスピースを付けて就寝することにしました。
着け始めはプラスチックをかんでいるような異物の装着の違和感があり、寝付きにくいこともありましたが、そのうちに徐々に慣れ、周囲から「歯ぎしりが気にならなくなった」とのうれしい声をもらえました。
実際に、マウスピースを装着することは、①歯のすり減り防止、②歯ぎしりの力が歯列全体に分散され歯の破折を防止、③顎関節の負担を軽減する、など良いこと尽くめのようです。
たしかに、朝起きたときの奥歯の痛みやあごのこわばりは改善され、深い眠りにつけるようになりました。そのおかげで、慢性的な肩凝りや時々起こる片頭痛も劇的に改善でき、歯ぎしりを軽視していたことを猛反省しました。
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まとめ
40代半ばからストレスによる体調不良により、知らず知らずのうちに体のあちこちが悲鳴を上げていたことを痛感。自分ではまったく気付かなかった「歯ぎしり」も、体調不良を引き起こすサインだったはず。なのに、軽視していた結果、歯とあごにかなりの負担をかけてしまい、奥歯の欠け、肩凝りや片頭痛などを引き起こす要因になっていたことは、思い起こすだけでもぞっとします。
歯は一生付き合っていくもの、そして歯の健康は体全体に大きな影響を与えるものだと再認識。歯に負担をかけないためにも、ストレスフリーな生活をできるだけ心がけていきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
著者/田川 いずみ
50代女性・独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。