私には若いころから憧れのおばあちゃん像があります。50代となった今、少しでも自分の憧れのおばあちゃん像に近づけるように、好奇心を持って日々を丁寧に楽しみたいと思っています。年齢を重ねることは怖いことではなく、知識も経験も少しずつ増えていくことにワクワクします。とはいえ、‟老い”を放置したいわけではありません。今回は私が老化対策として試してよかった2つのことを紹介します。

いろいろと‟老い”を感じる今日このごろ

いくら年齢を重ねることが怖くないとは言っても、やはり“老い”は気になります。

最近、朝起きて鏡を見るたびにまぶたや頬がたるんで人相が変わってきたと感じるようになり、悲しい気持ちになりました。まぶたが下がった分、目が小さく見えるのでメイクでなんとかしようと奮闘しても、メイクの乗りが悪いこと……。ほうれい線を隠すためにマスクを着けて外出し、人前ではできるだけマスクを外したくないと思うこともしょっちゅうです。

また、老眼とドライアイが進んで、アイメイクをすると目にかゆみと痛みが出ます。加えて年々疲れを感じやすくなり、朝起きてしばらくは体中がこわばって痛いです。特に起きて数分は膝が痛んで、寝室からリビングまで数歩しかない距離ですが、足を引きずって移動することもしばしば。情けないことに、若いころのようにはいかないこともたくさんあるのです。

そういえば、数年前までお気に入りだったワンピースがなんだか自分に似合わなくなったような気がして、何を着たら良いかわからなくなってきました。社会の自分に対する扱いも変わってきたように感じます。中身は変わっていないつもりだけれど、心が体に追いついてこないような感覚にも……。

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まずはたるみを何とかしよう!

そこで、まぶたや頬のたるみには、テレビの情報番組で知った顔ヨガを試してみることにしました。YouTubeなどの動画サイトで、無理なく続けられそうなものをピックアップ。私が試したものは以下の通りです。

1、上を向き、口をパクパクと開けたり閉じたりした後、舌を上に向けて突き出す。
2、眼球を上下左右に動かし、最後にぐるりと1周する。
3、正面を向き、口を大きく「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と動かす。
4、歯の裏をなぞるように舌を右左に動かす。

簡単で時間もかからないので、毎日無理なく続けています。特に朝は、眠気が残っていても、この顔ヨガをすることで目がぱっちり覚めます。あとは、電車の中など、手持ち無沙汰のときに口をタコみたいに突き出したり、舌でアイロンをかけるようにほうれい線をなぞったりしています。もちろん、人前ではマスクを着けますが。

個人的には上記の3の口周りの筋肉を動かす動作は、終わった後にほうれい線が少し引き上がったように見えて、人と会う前にも試します。一晩たてば悲しいことに元に戻っているので、翌朝、また頑張ります。