色が落ちない「ティントリップ」とは?気になるメリット・デメリット&使い方

ティントリップのメリットとデメリット

ティントリップは落ちにくいのがメリットですが、それ故のデメリットも存在します。ここでは、ティントリップのメリットとデメリットを紹介します。

ティントリップのメリット

<色が落ちない>
口紅やグロスを使用した通常のリップメイクは、食事や会話などで色落ちしやすいです。時には、マスクやグラスなどに色移りしてしまうことも。一方で、ティントリップは唇の上に色をのせているのではなく、唇自体を染めているため、メイク崩れや色移りがしにくく、長持ちしやすい傾向にあります。

<べたつかない>
ティントリップは仕上がりがさらっとしているものが多く、塗った後にべたつきを感じにくいです。グロスや口紅のべたつくような仕上がりが苦手という人も使いやすいでしょう。

ティントリップのデメリット

<色素沈着するかもしれない>
ティントリップは唇を染め上げるため色落ちしにくいですが、その反面で口紅やグロスのように簡単には落としにくい、といったデメリットも持ち合わせています。そのため、他のリップメイクアイテムよりは色素沈着のリスクが上がります。もし色素沈着してしまっても、唇のターンオーバーで角質が剥がれれば色は戻りますが、日数を要するため注意が必要です。

<唇が乾燥しやすい>
ティントリップは一般的なリップメイクアイテムと比較すると、油分が少ない傾向にあります。また、唇に色素を染み込ませるため、負担がかかりやすいと言われています。唇は顔のパーツの中でも特に乾燥しやすいので、負担をかけたくない人は毎日続けて使用するのは控えた方が良いかもしれません。

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失敗しにくいティントリップの塗り方

唇を染め上げるティントリップは、丁寧に塗るのが重要なポイントです。ここからは、美しく仕上げるための塗り方を紹介します。

①唇の保湿をする

ティントリップは唇を乾燥させやすいため、塗る前はリップクリームなどでしっかりと保湿ケアを行いましょう。まずはティッシュなどで唇の汚れを拭き取って、清潔な状態にするのがポイント。その後、保湿をしてある程度唇がうるおったら、余分な水分や油分を取り除くためにティッシュオフをします。

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②少しずつ丁寧にティントリップを塗る

ティントリップは一筆書きのように一気に塗るのではなく、少量ずつ、部分ごとに丁寧に塗るのが美しく仕上げるための秘訣です。一気に塗ろうとすると、ムラができやすくなってしまいます。ウォータータイプのティントリップを使用する時は、特に注意が必要です。

<スティックタイプの塗り方>

下唇の中心にスティックを立てるように当てて、ティントリップの色をなじませる なじんだらスティックを倒し、左右の口角に向かって伸ばすように塗る 上唇の山から中心に向かって、少しずつ塗って形をつくっていく 輪郭からはみ出さないように、左右の口角に向かってすべらせていく

<チップタイプの塗り方>

下唇の中心にチップを当て、色をのせる チップを左右にすべらせるようにして、色を伸ばしていく 上唇も中心から塗っていく チップの先端で上唇の輪郭をとり、全体に色を伸ばす 唇の内側にもう一度色をのせる

ティントリップを使う際は、唇の縦ジワを伸ばすように口を開きながら塗るとヨレにくくなります。

③ティッシュオフする

ティントリップを塗り終えた後は、軽くティッシュオフをして仕上げます。油分をオフしておくと、マスクやグラスへの色移りを防げるためです。また、塗り終えた後はしばらく時間をおいて、ティントを定着させましょう。塗った直後は上下の唇を擦り合わせたり、飲食したりするのを控えるようにしてくださいね。