皆さんは、脂性肌(オイリー肌)や、乾燥肌、混合肌など、ご自身の肌タイプがどれに当てはまるかご存知でしょうか?「脂性肌だと思いきや実は混合肌だった」なんて勘違いもよくあり、合わない化粧品で肌にダメージを与えている場合もあるかも!? まずは自分の肌タイプを正確に把握し、今後のスキンケアの参考にしてみてください。
石川佳奈 先生
藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)卒業。市民病院にて勤務後、大手美容クリニックにて美容外科、美容皮膚科の経験を積む。
2021年6月よりbella beauty clinic院長を務める傍ら、美容医療に関する記事の監修も多数行う。
インスタグラム http://www.instagram.com/dr.kana_ishikawa
そもそも肌質とは?
皮膚は基本的にはどの人も同じ構造です。しかしその機能や働きは、遺伝や生活習慣、環境の違いによって、肌表面の質(肌質)はそれぞれ異なってきます。そのため『肌質』と一言で言っても、
先天性(生まれつきのもの)
後天性(日々のスキンケアやライフスタイル、精神的な部分などに影響されるもの)
の両方が関わり、また元々は脂性肌だったけれど、年齢と共に乾燥してくるようになった…という加齢による変化、最近ではコロナ禍のマスク使用による肌トラブルなど、人によっては大きく影響することも。
そもそも肌質とは、いろいろな要因が重なって作られるものですので、大切なのは現状を正しく把握し、その状態に合ったケアをすること。しっかりと自分の肌を知り、悩みを解消していきましょう。
(広告の後にも続きます)
まずは自分の肌タイプをチェック
自分の肌質を見分けるためには、まず朝起きて洗顔後10分間ほど経ったときの肌状態を見ていき、肌質を見分けましょう。
セルフチェック方法
1.まずは洗顔料で洗顔をしてください
2.洗顔後、何もつけずにそのまま10-15分待ちます
3.お肌の状態をチェックしてみましょう
▶顔全体がカサカサしている→【乾燥肌】
▶カサつきも少なく、テカリもない→【普通肌】
▶顔全体がうっすらと、てかっている→【脂性(オイリー)肌】
▶カサついているところと、テカっているところがある→【混合肌】